4.20.1 SSHクライアントの起動

[書式]

[パラメーター]

user : リモートホストにログインする際に使用するユーザー名
 
host : リモートホスト名、または、IPv4アドレス(A.B.C.D)、または、IPv6アドレス(X:X::X:X)
IPv6リンクローカルアドレスを指定する場合は、送出インターフェースも指定する必要がある(fe80::X%vlanN の形式)
port : <1-65535>
使用するポート番号(省略した場合:22)

[初期設定]

なし

[入力モード]

特権EXECモード

[説明]

指定したホストへSSHで接続する。

userを省略した場合、ログイン中のユーザー名を使用して SSH サーバーへのアクセスをする。

無名ユーザーでログイン中にuserを省略した場合は"root"を使用する。

[ノート]

エスケープ文字はチルダ(~)とする。エスケープ文字は行頭に入力されたときだけ認識される。

行頭からエスケープ文字を2回続けて入力した場合には、エスケープ文字がサーバの入力として使用される。

エスケープ文字に続けてピリオド(.)が入力された場合、強制的に接続を閉じる。

エスケープ文字に続けてクエスチョン(?)が入力された場合、エスケープ入力の一覧が表示される。

[設定例]

IPv4アドレス192.168.100.1のホストに、ユーザー名uname、ポート番号12345でSSH接続する。

SWX3100#ssh uname@192.168.100.1 12345

IPv6アドレスfe80::2a0:deff:fe11:2233のホストに、ユーザー名uname、ポート番号12345でSSH接続する。

SWX3100#ssh uname@fe80::2a0:deff:fe11:2233%vlan1 12345