4.22.5 L2MSスレーブのダウン検出を判断する回数の設定

[書式]


[パラメーター]

count : <2-10>
ダウンと判断する回数

[初期設定]

slave-watch down-count 3

[入力モード]

L2MSモード

[説明]

L2MSスレーブからの応答フレームを受信せずダウンしたと判断するまでの探索フレーム送信回数を設定する。

no形式で実行した場合は初期設定に戻る。

探索フレームをcountで設定した回数送信してもL2MSスレーブから応答フレームを受信しない場合、当該L2MSスレーブはダウンしたと判断する。

[ノート]

L2MSスレーブを接続しているポートがリンクダウンした場合は、当コマンドの設定よりも早いタイミングでL2MSスレーブがダウンしたと判断することがある。

L2MSのスレーブの監視はL2MSがマスターとして動作している場合のみ行う。

[設定例]

ダウン検出を判断する回数を8回に設定する。

SWX3100(config)#l2ms configuration
SWX3100(config-l2ms)#l2ms enable
SWX3100(config-l2ms)#l2ms role master
SWX3100(config-l2ms)#slave-watch down-count 8