4.24.8 L2MS制御フレームの送受信設定

[書式]

[キーワード]

enable : L2MSの制御フレームを送受信できない
disable : L2MSの制御フレームを送受信できる

[初期設定]

l2ms filter disable

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

L2MSの制御フレームを送受信するか否かを設定する。

no形式で実行した場合は、L2MSの制御フレームを送受信できるようになる。

[ノート]

本コマンドは、以下のインターフェースには設定できない。
  • VLANインターフェース
  • 論理インターフェースに収容されている物理インターフェース

論理インターフェースに収容されている物理インターフェースは、収容先の本コマンドの設定に従って動作する。なお、物理インターフェースを論理インターフェースに収容する場合に、物理インターフェースの設定は初期値に戻る。

本コマンドの設定に関わらず、以下のいずれかの条件を満たしている場合は、L2MSの制御フレームが送受信されないことがある。
  • STPまたはループ検出機能によってインターフェースがBlocking状態になっている
  • switchport trunk native vlan noneコマンドが設定されている
  • 論理インターフェースに収容されている

[設定例]

port1.5でL2MSの制御フレームを送受信しないようにする。

SWX3100(config)#interface port1.5
SWX3100(config-if)#l2ms filter enable