4.8.6 NTPサーバーの設定

[書式]

[キーワード]

ipv4 : NTPサーバーをIPv4アドレスで指定する
ipv6 : NTPサーバーをIPv6アドレスで指定する
name : NTPサーバーをホスト名で指定する

[パラメーター]

ipv4_addr : NTPサーバーのIPv4アドレス
 
ipv6_addr : NTPサーバーのIPv6アドレス

IPv6リンクローカルアドレスを指定する場合は、送出インターフェースも指定する必要がある(fe80::X%vlanN の形式)

fqdn : NTPサーバーのホスト名

文字種として英字(大文字/小文字)、数字、.(ピリオド)、-(ハイフン)が使用可能

[初期設定]

なし

[入力モード]

グローバルコンフィグレーションモード

[説明]

NTPサーバーのアドレスまたはホスト名を登録する。

本コマンドは最大で2つまで設定できる。

no形式で実行すると、設定が削除される。

NTP サーバーを2つ設定した状態で時刻同期を行った場合、show ntpdateコマンド で表示される NTP server 1, NTP server 2 の順番で問い合わせを行う。

NTP server 2 への問い合わせは、 NTP server 1 との同期に失敗した場合のみ行われる。

[設定例]

NTPサーバーに192.168.1.1を設定する。

SWX3100(config)#ntpdate server ipv4 192.168.1.1

NTP サーバーにfe80::2a0:deff:fe11:2233%vlan1を設定する。

SWX3100(config)#ntpdate server ipv6 fe80::2a0:deff:fe11:2233%vlan1

NTPサーバーにntp.example.comを設定する。

SWX3100(config)#ntpdate server name ntp.example.com