7.13.4 サーキットフェイルオーバー設定

[書式]

[パラメーター]

ifname : 監視対象のVLANインターフェースまたは物理インターフェース名
 
value : <1-253>
バーチャルルーターの優先度から減算する値

[初期設定]

なし

[入力モード]

VRRPモード

[説明]

サーキットフェイルオーバーの設定をする。

監視対象のインターフェースがダウンした場合、バーチャルルーターの優先度から指定された値を減算する。

バーチャルルーターの優先度を減算した値がバックアップルーターの優先度を下回るように設定することで、監視対象のインターフェースがダウンするとバックアップルーターとして動作するようになる。

監視対象のインターフェースが復旧した場合は、バーチャルルーターの優先度も減算前の値に戻る。

no形式で実行した場合は設定を削除する。

[ノート]

本コマンドはバーチャルルーターが無効な場合のみ設定変更できる。

監視対象のインターフェースはバーチャルルーターごとに1つのみ指定できる。

[設定例]

VLAN#20がダウンした場合に、優先度を10下げるように設定する。

SWX3100(config-router)#circuit-failover vlan20 10