7.14.8 インターフェースへのルートマップの適用 (IPv6 用)

[書式]

[パラメーター]

route-map-id : <1-4094>
ルートマップのID

[初期設定]

なし

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

IPv6 パケット用にルートマップをインターフェースへ適用する。

no 形式で実行された場合は、インターフェースからルートマップの適用を解除する。

[ノート]

適応可能なインターフェースの種別は下記の通り。
  • VLAN インターフェース

インターフェースに適用できるルートマップは IPv4用、IPv6用で各 1 つまでとし、既にルートマップが適用されている場合はエラーとする。

また、ルートマップに有効なエントリーが存在しない場合はエラーとする。

有効なエントリーの条件は下記の通り。
  • match が設定されていること
    • IPv6 のアクセスリストが指定されていること
    • アクセスリストに 1 つ以上の permit エントリーが存在すること
  • permit の場合は set が設定されていること ※
    • ipv6 next-hop もしくは interface null が指定されていること

※ deny の場合は set が設定されていなくてもよい (設定されていても無視する)

スタック機能が有効な場合、本コマンドは使用できない。

[設定例]

送信元 3ffe:506::/32 のセグメントからの通信をネクストホップ 2001:db8:1::1 へ転送するためのルートマップを vlan10 に適用する。

SWX3100(config)#access-list 3001 permit 3ffe:506::/32
SWX3100(config)#route-map 100 permit 10
SWX3100(config-route-map)#match access-list 3001
SWX3100(config-route-map)#set ipv6 next-hop 2001:db8:1::1
SWX3100(config-route-map)#exit
SWX3100(config)#interface vlan10
SWX3100(config-if)#ipv6 policy route-map 100