mtu | : | <68-9216> |
送信可能な最大パケットサイズ |
mtu 1500
インターフェースモード
VLANインターフェースから送信可能なパケットサイズの最大値(MTU値)を設定する。
本製品が送信するパケット、および本製品がL3転送(ルーティング)するパケットが対象となり、本製品がL2転送(スイッチング)するイーサフレームは対象外となる。
IPv4ヘッダーのTotal LengthがMTU値を超えるパケットをL3転送する場合、IPフラグメントされて送信される。
IPv6ヘッダーのPayload LengthがMTU値を超えるパケットをL3転送する場合、ICMPv6エラーが返送されてパケットは破棄される。
mruコマンドで設定されたイーサフレーム長に収まるサイズのパケットがルーティングの対象となるため、ジャンボフレームをルーティングする場合にはmruコマンドで受信可能なイーサフレーム長を調整する必要がある。
no形式で実行した場合は初期設定に戻す。
本コマンドはVLANインターフェースにのみ設定可能。
MTU値は、初期値を除いて最大で7つまで異なる値を設定することができる。
ipv6 enableが設定されたVLANインターフェースでは、MTUの設定可能範囲は <1280-9216> となる。
MTU値が1280よりも小さく設定されているVLANインターフェースに対してipv6 enableコマンドを設定することはできない。
VLANインターフェース #1に所属するLANポート #1と、VLANインターフェース #2に所属するLANポート #2間で、10240バイトまでのジャンボフレームを許容し、MTUを2000バイトにする。
SWX3100(config)#interface port1.1-2 SWX3100(config-if)#mru 10240 SWX3100(config-if)#interface vlan1-2 SWX3100(config-if)#mtu 2000