7.1.1 IPv4アドレスの設定

[書式]

[キーワード]

label : IPv4アドレスにラベルを設定する
secondary : セカンダリーアドレスとして設定する

[パラメーター]

ip_address : A.B.C.D
IPv4アドレス
mask : <1-31>
マスクビット数
netmask : A.B.C.D
IPv4アドレス形式のネットマスク
textline : ラベル(64文字以内)
 

[初期設定]

なし

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

VLANインターフェースに対してIPv4アドレスとネットマスクを設定する。

IPv4アドレスは1つのVLANインターフェースに、プライマリーアドレスを1個と、セカンダリーアドレスを4個まで設定できる。

システム全体で設定できるIPv4アドレスは最大128個までである。

セカンダリーアドレスを設定するためには、あらかじめプライマリーアドレスを設定する必要がある。

no形式で実行した場合は、指定したIPv4アドレスを削除する。IPv4アドレスを指定しなかった場合は、全てのIPv4アドレスを削除する。

セカンダリーアドレスを設定している状態で、プライマリーアドレスを削除することはできない。

ラベルを指定した場合は、show interfaceコマンドで「IPv4 address」欄に表示される。

[ノート]

複数のインターフェースに同一サブネットのIPv4アドレスを割り当てることはできない。

[設定例]

VLAN #1にIPv4アドレスとして192.168.1.100を設定する。

SWX3100(config)#interface vlan1
SWX3100(config-if)#ip address 192.168.1.100/24