6.4.1 ループ検出機能の設定(システム)

[書式]

[パラメーター]

switch : システム全体のループ検出機能の設定
設定値 説明
enable システム全体のループ検出機能を有効にする
disable システム全体のループ検出機能を無効にする

[初期設定]

loop-detect disable

[入力モード]

グローバルコンフィグレーションモード

[説明]

システム全体のループ検出機能を有効または無効にする。

no形式で実行した場合は初期設定に戻す。

[ノート]

システム全体でスパニングツリー機能とループ検出機能を併用できる。

ループ検出機能を有効にするためには、本コマンドに加えて、インターフェースでもループ検出機能を有効にする必要がある。

ループ検出機能が有効な場合でも、以下のインターフェースではループ検出機能は動作しない。
  • スパニングツリー機能が動作しているLAN/SFPポート。ただし、ForwardingポートではLDFの送受信を行うため、誤接続等によりループが発生した場合は、ループ検出機能が動作する。
  • ミラーリング機能のミラーポートとして動作しているLAN/SFPポート
  • 論理インターフェースに収容されているLAN/SFPポート

[設定例]

システム全体でループ検出機能を有効にする。

SWX3100(config)#loop-detect enable

システム全体でループ検出機能を無効にする。

SWX3100(config)#loop-detect disable