8.2.9 マルチキャストルーターポートへのデータ転送抑制機能の設定

[書式]

switch

マルチキャストルーターポートへのデータ転送抑制機能

設定値	説明
enable	有効にする
disable	無効にする

ip igmp snooping mrouter-port data-suppression disable

インターフェースモード

マルチキャストルーターポートへのデータ転送抑制機能を設定する。

no形式で実行した場合は初期設定に戻る。

有効にした場合は、マルチキャストルーターポートでReportメッセージを受信した場合のみ該当データをマルチキャストルーターポートへ転送する。

無効にした場合は、いずれかのポートでReportメッセージを受信していれば、該当データはマルチキャストルーターポートにも転送される。

本コマンドはVLANインターフェースにのみ設定できる。

VLAN #2でマルチキャストルーターポートへのデータ転送抑制機能を有効にする。

SWX3100#configure terminal
SWX3100(config)#interface vlan2
SWX3100(config-if)#ip igmp snooping mrouter-port data-suppression enable

VLAN #2でマルチキャストルーターポートへのデータ転送抑制機能を無効にする。

SWX3100#configure terminal
SWX3100(config)#interface vlan2
SWX3100(config-if)#ip igmp snooping mrouter-port data-suppression disable