5.5.1 errdisable状態からの自動復旧機能の設定

[書式]

[キーワード]

interval : 自動復旧時間の設定

[パラメーター]

function : errdisableの原因となる機能
設定値 説明
bpduguard BPDUガード機能
loop-detect ループ検出機能
interval : <10-1000000>
自動復旧するまでの時間(秒)

[初期設定]

no errdisable auto-recovery bpduguard             (BPDUガード機能)

errdisable auto-recovery loop-detect interval 300 (ループ検出機能)

[入力モード]

グローバルコンフィグレーションモード

[説明]

エラー検出機能によってerrdisable状態になったときに自動的に復旧する機能を有効にして、自動復旧するまでの時間を設定する。

intervalを省略した場合は、300秒が設定される。

no形式で実行した場合は、自動復旧機能が無効となる。

[ノート]

本コマンドを実行する前にBPDUガード機能によってerrdisable状態になったLAN/SFPポートでは、次回BPDUを検出したときに設定の変更が反映される。

[設定例]

BPDUガードでerrdisable状態になったときの自動復旧を有効にし、復旧時間を600秒にする。

SWX3100(config)#errdisable auto-recovery bpduguard interval 600

ループ検出でerrdisable状態になったときの自動復旧を無効にする。

SWX3100(config)#no errdisable auto-recovery loop-detect