10.3.3 DNSリレー機能の転送先アドレスの設定

[書式]

[パラメーター]

server : A.B.C.D
DNSサーバーのIPv4アドレス
domain_name : ドメイン名
半角英数字、ドット(.)、ハイフン(-) (253 文字以内)

[初期設定]

なし

[入力モード]

グローバルコンフィグレーションモード

[説明]

DNSリレー機能の転送先アドレスの設定する。

サーバーは最大8件まで設定できる。

ドメイン名を設定した場合、該当のドメイン名に対する問い合わせは、設定したサーバーだけに転送される。

no形式で実行した場合は、指定したサーバーをDNSリレー機能の転送先アドレスから削除する。

[ノート]

ドメイン名は、後方最大一致で照合される。

例えば、rtpro.yamaha.co.jp を 192.168.100.2、yamaha.co.jp を 192.168.100.3 に指定したとき、rtpro.yamaha.co.jp は 192.168.100.2、network.yamaha.co.jp は、192.168.100.3 に転送される。

ドメイン名のドット(.)で区切られた部分(ラベル)の長さは、1文字以上、63文字以下でなければならない。

ドメイン名の先頭の文字にドット(.)を使用していた場合、本コマンドはエラーになる。

[設定例]

DNSリレー機能の転送先アドレスに、192.168.100.1 を追加する。

SWX3100(config)#dns-forwarding name-server 192.168.100.1

DNSリレー機能の転送先アドレスのうち、「swx.example.com」のドメインに対する問い合わせは、192.168.100.100 に転送するようにする。

SWX3100(config)#dns-forwarding name-server 192.168.100.100 swx.example.com