9.2.17 トラフィック分類条件の設定(Ethernet Type)

[書式]


[キーワード]

tagged : 条件にVLANタグ付きを指定する
untagged : 条件にVLANタグなしを指定する

[パラメーター]

type : イーサネットフレームのタイプを指定する。
設定値 説明
0xXXXX タイプ値の16進表記
any 全てのフレーム

[入力モード]

クラスマップモード

[説明]

トラフィッククラスの分類条件にイーサネットフレームのタイプ値とVLANタグの有無を使用する。

no形式で実行した場合、イーサネットフレームのタイプ値とVLANタグの有無による条件設定を削除する。

既にmatch ethertypeコマンドで設定を行っている場合は、内容を変更する。

[ノート]

本コマンドを実行するには、QoSを有効にしておくこと。

tagged 指定はアクセスポートに適用した場合無効となる(アクセスポートではタグ付きフレームを扱わないため)。

[設定例]

クラスマップ"class1"の分類条件に、イーサネットフレームのタイプ値"0x0800"を設定する。
SWX2310P(config)#class-map class1
SWX2310P(config-cmap)#match ethertype 0x0800