8.1.5 トポロジー変更時のIGMP/MLDクエリー送信機能の有効/無効設定

[書式]

[パラメーター]

time : <1-30>
IGMP/MLDクエリー送信待ち時間(秒)

[初期設定]

l2-mcast snooping tcn-query disable

[入力モード]

グローバルコンフィグレーションモード

[説明]

スパニングツリーによるトポロジー変更時に、クエリアーがIGMP/MLDクエリーを送信する機能の動作を設定する。

no形式で実行した場合は初期設定に戻る。

IGMP/MLDスヌーピングとスパニングツリーを併用した際に、トポロジー変更によってマルチキャスト通信が一時的に途絶えることがあるが、本機能を使用すればこの期間を短縮することができる。

有効にした場合は、トポロジー変更を検出すると、指定された時間待ったあとにIGMP/MLDクエリーを送信する。

無効にした場合は、トポロジー変更があってもIGMP/MLDクエリーを送信しない。

[設定例]

トポロジー変更時のIGMP/MLDクエリー送信を有効にし、待ち時間を5秒に設定する。

SWX2310P(config)#l2-mcast snooping tcn-query enable 5

トポロジー変更時のIGMP/MLDクエリー送信を無効にする。

SWX2310P(config)#l2-mcast snooping tcn-query disable