13.2.16 クラスマップの関連付け

[書式]


[パラメーター]

name : クラスマップ名
 

[入力モード]

ポリシーマップモード

[説明]

ポリシーマップにクラスマップを関連付ける。

クラスマップの関連付けに成功すると、ポリシーマップ・クラスモードに移動する。ポリシーマップ・クラスモードでは、トラフィッククラス毎に以下の設定を行うことができる。
  • プレマーキングまたは送信キュー指定
  • メータリング
  • ポリシング
  • リマーキング

no形式で実行した場合は、ポリシーマップからクラスマップの関連付けを解除する。

ポリシーマップの適用されたLAN/SFPポートでは、関連付けをしたクラスマップの条件に従って受信フレームをトラフィッククラスに分類する。 クラスマップのアクションがpermitの場合、該当トラフィッククラスに対してユーザの指定したQoS処理が行われる。

一つのポリシーマップに関連付けられるクラスマップは、8つまでとする。

[ノート]

本コマンドを実行するには、QoSを有効にしておくこと。

denyアクションのトラフィッククラスに対して、QoS処理の設定をしても意味がない。

[設定例]

LANポート #1の受信フレームに対して以下の設定をする。
  • 10.1.0.0のネットワークからのトラフィックを許可
  • CIR:48kbps, CBS:12kbyte, EBS:12kbyteで、帯域クラスを分類
  • Green:転送、Yellow:DSCP値を10に書き換え、Red:破棄
[トラフィッククラスの定義]
SWX2300(config)#ip-access-list 1 permit 10.1.0.0 0.0.255.255
SWX2300(config)#class-map class1
SWX2300(config-cmap)#match access-group 1
SWX2300(config-cmap)#exit

[ポリシーの設定]
SWX2300(config)#policy-map policy1
SWX2300(config-pmap)#class class1
SWX2300(config-pmap-c)#police 48 12 12 yellow-action remark red-action drop
SWX2300(config-pmap-c)#remark-map yellow ip-dscp 10
SWX2300(config-pmap-c)#exit
SWX2300(config-pmap)#exit
SWX2300(config)#interface ge1
SWX2300(config-if)#service-policy input policy1