13.1.1 標準IPv4アクセスリストの生成

[書式]


[パラメーター]

std-ip-acl-id : <1-99>, <1300-1999>
標準IPv4アクセスリストのID
action : アクセス条件に対する動作を指定する
設定値 説明
deny 条件を"拒否"する
permit 条件を"許可"する
src-info : 条件とする送信元IPv4アドレス情報を設定する
設定値 説明
A.B.C.D E.F.G.H ワイルドカードビット(E.F.G.H)付きのIPv4アドレス(A.B.C.D)を指定する
any すべてのIPv4アドレスを受け入れる
host A.B.C.D 単一のIPv4アドレス(A.B.C.D)を指定する

[初期設定]

なし

[入力モード]

グローバルコンフィグレーションモード

[説明]

標準IPv4アクセスリストを生成する。

生成したアクセスリストには、複数(MAX:39件)の条件を設定することができる。

生成したアクセスリストを適用させる場合は、インターフェースモードにてip access-groupコマンドを使用する。

no access-list std-ip-acl-id action src-info形式は、条件全てが一致する標準IPv4アクセスリストを削除する。

no access-list std-ip-acl-id形式は、std-ip-acl-idが一致する標準IPv4アクセスリストを削除する。

[ノート]

インターフェースに適用しているアクセスリストは、no形式で削除することはできない。必ず適用を解除してから削除すること。

[設定例]

192.168.1.0/24からのフレームを許可する標準IPv4アクセスリスト #2を作成する。

SWX2300(config)#access-list 2 permit 192.168.1.0 0.0.0.255

標準IPv4アクセスリスト #2を削除する。

SWX2300(config)#no access-list 2