10.2.1 スタティック論理インターフェースの設定

[書式]


[パラメーター]

link-id : <1-12>
スタティック論理インターフェース番号

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

対象インターフェースをlink-idで指定したスタティック論理インターフェースに所属させる。

no形式で実行した場合は、対象インターフェースをスタティック論理インターフェースから脱退させる。

[ノート]

本コマンドはLAN/SFPポートにのみ設定可能。

スタティック論理インターフェースが存在しないlink-idに対して、LAN/SFPポートを所属させる場合は、新たにスタティック論理インターフェースが生成される。

スタティック論理インターフェースから脱退させた結果、所属するLAN/SFPポートが無くなった場合は、スタティック論理インターフェースが削除される。

1つのスタティック論理インターフェースに最大8つのLAN/SFPポートを所属させることができる。

既に存在しているスタティック論理インターフェースに対して所属させる場合は、LAN/SFPポートとスタティック論理インターフェースで、以下の設定を全て一致させること。設定が異なる場合はエラーとなる。


新たにスタティック論理インターフェースが生成される場合は、LAN/SFPポートの上記設定がスタティック論理インターフェースの初期設定となる。

LAN/SFPポートをスタティック論理インターフェースに所属させると、MSTPの設定が初期設定値に戻る。また、スタティック論理インターフェースから脱退した場合もMSTPの設定が初期設定値に戻る。

1つのLAN/SFPポートを複数の論理インターフェースに所属させることは出来ない。no形式で脱退させてから異なる論理インターフェースに所属させること。

[設定例]

LANポート #9をスタティック論理インターフェース #5に所属させる。

SWX2300(config)#interface ge9
SWX2300(config-if)#static-channel-group 5