4.8.6 L2MS制御フレームの送受信設定

[書式]


[初期設定]

no l2ms filter

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

L2MSの制御フレームを送受信しないようにする。

no形式で実行した場合は、L2MSの制御フレームを送受信できるようになる。

[ノート]

本コマンドは、以下のインターフェースには設定できない。
  • VLANインターフェース
  • 論理インターフェースに収容されている物理インターフェース

論理インターフェースに収容されている物理インターフェースは、収容先の本コマンドの設定に従って動作する。なお、物理インターフェースを論理インターフェースに収容する場合に、物理インターフェースの設定は初期値に戻る。

本コマンドの設定に関わらず、以下のいずれかの条件を満たしている場合は、L2MSの制御フレームが送受信されないことがある。
  • STPまたはループ検出機能によってインターフェースがBlocking状態になっている
  • switchport trunk native vlan noneコマンドが設定されている
  • 論理インターフェースに収容されている

[設定例]

ge5でL2MSの制御フレームを送受信しないようにする。

SWX2300(config)#interface ge5
SWX2300(config-if)#l2ms filter enable