9.3.2 ループ検出機能の設定(インターフェース)

[書式]


[初期設定]

loop-detect enable

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

対象インターフェースのループ検出機能を有効にする。

no形式で実行した場合は、ループ検出機能が無効になる。

[ノート]

本コマンドはLAN/SFPポートにのみ設定可能。

ループ検出機能を有効にするためには、本コマンドに加えて、システム全体でもループ検出機能を有効にする必要がある。

ループ検出機能が有効な場合でも、以下のインターフェースではループ検出機能は動作しない。
  • スパニングツリー機能が動作しているLAN/SFPポート
  • ネイティブVLANが設定されていないトランクポートとして動作しているLAN/SFPポート
  • ミラーリング機能のミラーポートとして動作しているLAN/SFPポート
  • 論理インターフェースに収容されているLAN/SFPポート
スパニングツリー機能(STP)およびループ検出機能(LPD)の設定状態に対して、どちらの機能が有効になるかを以下の表に示す。
  インターフェース
LPD 無効 LPD 有効
STP 無効 STP 有効 STP 無効 STP 有効
システム LPD 無効 STP 無効 - - - -
STP 有効 - STP - STP
LPD 有効 STP 無効 - - LPD LPD
STP 有効 - STP LPD STP

[設定例]

LANポート #1のループ検出機能を有効にする。

SWX2300(config)#interface ge1
SWX2300(config-if)#loop-detect enable

LANポート #1のループ検出機能を無効にする。

SWX2300(config)#interface ge1
SWX2300(config-if)#no loop-detect