10.2.7 IGMPバージョンの設定

[書式]


[パラメーター]

version : <2-3>
IGMPバージョン

[初期設定]

igmp snooping version 3

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

IGMPのバージョンを設定する。

no形式で実行すると、IGMPバージョンを初期設定(V3)に戻す。

[ノート]

本コマンドはVLANインターフェースにのみ設定できる。また、IGMPスヌーピングが有効な場合のみ設定できる。

設定と異なるバージョンのIGMPパケットを受信した場合、以下の動作となる。
  • V2設定時
    • V3クエリーを受信した場合、V2クエリーとして転送
    • V3レポートを受信した場合、破棄
  • V3設定時
    • V2クエリーを受信した場合、V3クエリーとして転送
    • V2レポートを受信した場合、V3レポートとして転送

[設定例]

VLAN #2でIGMPバージョンを2に設定する。
SWX2300#configure terminal
SWX2300(config)#interface vlan0.2
SWX2300(config-if)#igmp snooping version 2
VLAN #2でIGMPバージョンを初期値に戻す。
SWX2300#configure terminal
SWX2300(config)#interface vlan0.2
SWX2300(config-if)#no igmp snooping version