10.2.6 不正なTTL値をもつIGMPパケットの破棄設定

[書式]


[初期設定]

igmp snooping check ttl

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

IPヘッダーのTTL値が不正(1以外)なIGMPパケットを破棄する。

no形式で実行すると、TTL値が不正(1以外)であってもIGMPパケットを破棄しない。

当該パケットを破棄せず転送する場合は、TTL値を1に補正して転送する。

[ノート]

本コマンドはVLANインターフェースにのみ設定できる。また、IGMPスヌーピングが有効な場合のみ設定できる。

[設定例]

VLAN #2でTTL値が不正なIGMPパケットの破棄する。
SWX2300#configure terminal
SWX2300(config)#interface vlan0.2
SWX2300(config-if)#igmp snooping check ttl
VLAN #2でTTL値が不正なIGMPパケットの破棄しない。
SWX2300#configure terminal
SWX2300(config)#interface vlan0.2
SWX2300(config-if)#no igmp snooping check ttl