9.2.8 リマーキングの設定

[書式]

[パラメーター]

type : リマーキング種別
設定値 説明
cos CoS値をリマーキングする
dscp DSCP値をリマーキングする
value : <0-7>
CoSリマーキング値
  : <0-63>
DSCPリマーキング値

[初期設定]

なし

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

LANポートのリマーキングの動作を設定する。

リマーキングのために、CoS値またはDSCP値を指定することができる。

no形式で実行した場合、リマーキングの設定を削除する。

typeqos trustコマンドと異なるトラストモードを指定した場合はエラーとなる。

[ノート]

リマーキングを動作させるにはQoSが有効でなければならないが、QoSが無効であっても本コマンドの実行は可能。

RFCで推奨されるDSCP値は、下表のとおり。
PHB DSCP値 RFC
default 0 2474
Class Selector 0, 8, 16, 24, 32, 40, 48, 56 2474
Assured Forwarding 10, 12, 14, 18, 20, 22, 26, 28, 30, 34, 36, 38 2597
Expedited Forwarding(EF) 46 2598

[設定例]

LANポート #1で受信したフレームをDSCP値10に書き換える。
SWX2210P(config)#interface port1.1
SWX2210P(config-if)#remark dscp 10