4.7.1 VTYポートの設定およびラインモード(VTYポート)への移行

[書式]

[パラメーター]

port1 : <0-3>
VTYポート番号
port2 : <0-3>
範囲指定時の最終VTYポート番号

[初期設定]

no line vty 0 3

[入力モード]

グローバルコンフィグレーションモード

[説明]

指定したVTYポートを有効にしたのち、VTYポートの設定を行うためのラインモードに移行する。

no形式で実行した場合は、すべてのVTYポートをデフォルト設定に戻す。

port2を指定した場合は、範囲指定となりport1からport2までのすべてのVTYポートを指定したことになる。port2port1以上の番号にしなければならない。

[ノート]

TELNETクライアントの最大同時接続数は、有効なVTYポートの数に依存する。

本コマンドを実行するとラインモードに移行するだけでなく、VTYポートの設定も上書きされる。例えば、line vty 1を実行すると、VYTポート #1のみ有効になり、他のVTYポートは無効になる。

ラインモードからグローバルコンフィグレーションモードに戻るには exitコマンドを使用し、特権EXECモードに戻るには endコマンドを使用する。

[設定例]

VTYポート #0を有効にしたのち、ラインモードに移行する。

SWX2210P(config)#line vty 0
SWX2210P(config-line)#