4.16.5 スケジュールテンプレートのコマンド実行の設定

[書式]

[パラメーター]

id : <1-100>
コマンド番号
command : コマンド
 

[初期設定]

なし

[入力モード]

スケジュールテンプレートモード

[説明]

スケジュール機能のトリガーが起動したときに実行されるコマンドを設定する。

no形式で実行した場合、指定した番号のコマンドを削除する。

[ノート]

複数のコマンドを指定した場合、コマンド番号が小さい方から順に実行される。

複数のコマンドを指定した場合、コマンドが途中で実行エラーになったとしても残りのコマンドは実行される。

トリガーが起動した時点で、特権EXECモードでコマンドが実行されるため、コマンドによっては適切なモードに遷移するためのコマンドもあわせて設定する必要がある。

設定を保存する場合は最後のwriteコマンドを実行する必要がある。

省略形でコマンドを指定することはできない。例えばインターフェースとしてPort1.1の入力モードに入る場合、int port1.1 ではなく、interface port1.1 と記述する必要がある。

commandには以下のコマンドのみ指定することが可能。

configure terminal, interface, shutdown, no shutdown, power-inline disable, power-inline enable, write, end, exit

[設定例]

スケジュールテンプレート #1のコマンド番号 #1にconfigure terminalコマンド、#2にinterfaceコマンド、#3にpower-inline disableコマンドを指定する。

SWX2210P(config)#schedule template 1
SWX2210P(config-schedule)#cli-command 1 configure terminal
SWX2210P(config-schedule)#cli-command 2 interface port1.1
SWX2210P(config-schedule)#cli-command 3 power-inline disable