5.1.8 ポートミラーリングの設定

[書式]

[キーワード]

direction : ミラーリングするトラフィック方向を設定する

[パラメーター]

ifname : LANポートのインターフェース名
トラフィックをミラーリングするインターフェース
direct : ミラーリングするトラフィック方向
トラフィック方向 説明
both 受信側と送信側の両方
receive 受信側
transmit 送信側

[初期設定]

no mirror interface

[入力モード]

インターフェースモード

[説明]

対象インターフェースをスニファーポート、ifnameを監視ポートとして、directで設定されたトラフィックをミラーリングする。

no形式で実行した場合は、ミラーリングの設定を削除する。

[ノート]

本コマンドはLANポートのみ設定可能。

スニファーポートに設定できるインターフェースは最大で4つ。1つの監視ポートを複数のスニファーポートで監視することはできない。

スニファーポートに設定されているインターフェースを監視ポートとして使用することはできない。

論理インターフェースに所属しているLANポートをスニファーポートとして使用することはできない。

[設定例]

LANポート #1をスニファーポートとして、LANポート #4の送受信フレームとLANポート #5の送信フレームをミラーリングする。

SWX2210P(config)#interface port1.1
SWX2210P(config-if)#mirror interface port1.4 direction both
SWX2210P(config-if)#mirror interface port1.5 direction transmit