Configファイルの読み出し/書き込みは、LAN上のホストからTFTPコマンドを実行します。読み出し/書き込みを行うConfigファイルは以下の通りです。
- Configファイル
対象Configファイル |
説明 |
備考 |
running-config |
現在運用中の設定値 |
|
startup-config #0 |
保存されている設定値 #0 |
|
使用するコマンドの形式は、そのホストのOS(TFTPクライアント)に依存します。次の点に注意して実行してください。
- SWX2210PのIPアドレス
- 転送モードは"バイナリモード"で行います。
- Config ファイルの読み出し(GET)/書き込み(PUT)先のリモートパスとして、以下を指定します。
リモートパス |
対象Configファイル |
読み出し(GET) |
書き込み(PUT) |
備考 |
config |
running-config |
○ |
○ |
|
config0 |
startup-config #0 |
○ |
○ |
|
reconfig |
startup-config #0 |
- |
○ |
configのPUT(書き込み)後、自動的に再起動します。 |
techinfo |
tech-support |
○ |
- |
|
- リモートパスの後ろに"/PASSWORD"という形式で管理パスワードを指定する必要があります。
管理パスワードが初期設定の状態では、設定ファイルの読み出し/書き込みをすることはできません。前もって管理パスワードを変更する必要があります。
- リモートパスに"config"を指定してPUT(書き込み)する場合、現在運用中の設定に対して、追加または上書きをします。
設定を追加または変更しないものについては、現在運用している設定のままとなります。
また、設定値は保存されないため、保存したい場合はwriteコマンド等で保存してください。
- 完全に新しいConfigファイルで運用を開始したい場合は、リモートパスに"reconfig"を指定してください。startup-configを更新後、自動的に再起動して、新しい設定で運用を開始します。
- 暗号化されたパスワード(password 8やenable password 8のコマンド形式)は、TFTPでrunning-configにPUTしても設定に反映されません。また、暗号化されたパスワードを含むユーザーの設定(usernameコマンド)は、ユーザーの登録自体が行われません。
- リモートパスに"techinfo"を指定した場合は、show tech-supportの実行結果と同じ内容のテキストファイルを取得することができます。