3.1 設定値の管理

SWX2210Pは、以下のコンフィグを使用して設定値を管理します。

コンフィグの種類 説明 可能なユーザー操作
ランニングコンフィグ (running-config) 現在動作中の設定値。RAM上で管理する。 参照 / スタートアップコンフィグへの保存
スタートアップコンフィグ (startup-config)

保存した設定値。ROM上で管理する。

参照 / 消去 / コピー
デフォルトコンフィグ (default-config) デフォルトの設定値。ROM上で管理する。 操作不可

SWX2210Pのシステム起動時、以下の流れとなります。

  1. スタートアップコンフィグとしてconfig#0が選択される。

  2. スタートアップコンフィグが存在する場合、該当データをRAM上にランニングコンフィグとして展開する。
    スタートアップコンフィグがROM上に存在しない場合、デフォルトコンフィグをRAM上に展開する。

SWX2210P運用中にコマンドなどで設定を変更すると、変更した内容はすぐにランニングコンフィグに反映されます。ランニングコンフィグを変更した後、writeまたはcopyコマンドを実行することで、スタートアップコンフィグが更新されます。設定・変更した内容を保存しないで再起動すると、設定・変更内容が失われます。ご注意ください。