TA/リモートルータ RTA52i スタートマニュアル マニュアルのご案内 RTA52iの機能を十分に活用していただくために、下記のマニュアルを用 意致しました。目 的にあわせてマニュアルをお選びください。マークの マニュアルは付属のCD-ROMにPDF 形式で収録しており、お読みになるに はAcrobat Readerが必要です。先にCD-ROMのAcrobat Readerをインストールしてください。(→ユーザーズマニュアル 付録) スタートマニュアル(本書) RTA52iを使い始めるときに読むマニュアルです。 設置のしかたや設定のしかた、基本的な使いかたについて説明しています。 ユーザーズマニュアル RTA52iの機能をもっと活用したくなったときに読むマニュアルです。 電話、FAX、ルータとしての代表的な使いかたについて、その解説と設定 方 法を説明しています。また、困ったときの対処方法についてもまとめて 説明 しています。 設定例集(PDF形式) RTシリーズルータを使ってWANやリモートアクセス環境を構築したいと きに読むマニュアルです。RTシリーズのルータ機能を使ってできるさまざ まな設定例が収録されています。 コマンドリファレンス(PDF形式) コマンドを使って高度な設定を行いたいときに読むマニュアルです。 RTA52iのコンソールコマンドについて解説しています。 重要なお知らせ ■通信料金について RTA52iをダイヤルアップルータとしてご使用になる場合には、自動発信 の機能をよ くご理解の上ご使用ください。ダイヤルアップルータをパソコ ンやLANに接続した 場合、ダイヤルアップルータはパソコンのアプリケー ション(メールソフト、ブラ ウザなど)が送信するデータやLAN上を流れ るデータの宛先を監視し、LAN外の宛 先があると本体に設定された内容に 従って自動的に回線への発信を行います。その ため設定間違い、回線切断 忘れ、ソフトウェアや機器が定期送信パケットを発信し ていた場合には、 予想外の電話料金やプロバイダ接続料金がかかる場合があります 。ときど き通信記録や累積料金を調べて、意図しない発信がないか、また累積料金 が 適当であるかどうかにご注意ください。また設定やリビジョンアップな どの最新情 報を得るために、ときどきNetVolanteシリーズのホームペー ジ(http:// NetVolante.jp/)を見ることを強く推奨 します。 次のようなケースでは、予想外の通信料金がかかっている場合があります。 ○ 本機を使い始めた時 ○ 本機のプロバイダ接続設定を変更した時 ○ パソコンのダイヤルアップネットワーク設定を変更した時 ○ MP接続を設定した時 ○ LAN接続とTA接続を併用または切り替えた時 ○ パソコンに新しいソフトウェアをインストールした時 ○ ネットワークに新しいパソコンやネットワーク機器、周辺機器などを接 続した時 ○ 本機のファームウェアをリビジョンアップした時 ○ その他、いつもと違う操作を行ったり、通信の反応に違いを感じた時な ど 注意 プロバイダ契約を解除または変更した時は、必ず本機の接続設定と、パソ コンの ダイヤルアップネットワーク設定またはリモートアクセス設定 (TA接続利用時) の両方を削除または再設定してください。削除しない まま使っていると、回線業 者やプロバイダから意図しない料金を請求され る場合があります。 MP接続に対応していないプロバイダに対して、MP接続の設定や発信は絶 対に 行わないでください。意図しない料金を請求される場合があります。 ■電波障害規制について この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に 基づくクラス A情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波 妨害を引き起こすことが あります。この場合には使用者が適切な対策を講 ずるよう要求されることがあります。 ・ 本書の記載内容を一部または全部を無断で転載することを禁じます。 ・ 本書の記載内容は将来予告なく変更されることがあります。 ・ 本製品を使用した結果発生した情報の消失等の損失については、当社で は責任を負いかねます。保証は本 製品の物損の範囲に限ります。予めご了 承ください。 目次 マニュアルのご案内 表紙裏 重要なお知らせ 1 本書の表記について 4 商標について 4 安全にお使いいただくために 5 第1章 準備しよう 1-1 回線の契約について 8 1-2 プロバイダとの契約について 10 1-3 LANポートについて 11 第2章 ルータを設置しよう 2-1 バックアップ電池をセットする 14 2-2 ISDN回線を接続する 16 本機のDSUを使う場合 17 他のISDN機器のDSUを使う場合 18 2-3 電話機やFAXを接続する 19 2-4 電源を接続する 20 2-5 動作を確認する 21 2-6 LANポートに接続する 24 2-7 シリアルポートに接続する 28 2-8 専用線を接続する 30 回線を接続する(本機のDSUを使う場合) 31 回線を接続する(他のDSUを使う場合) 32 パソコンを接続する 33 電源を接続する 35 動作を確認する 36 第3章 パソコンを設定しよう 3-1 ソフトウェアをインストールする 40 Windows 95/98の場合 40 Macintoshの場合 41 3-2 ダイヤルアップ接続で設定する 42 Windows 95/98の設定 42 Macintoshの設定 50 3-3 専用線接続で設定する 58 Windows 95/98の設定 58 Macintoshの設定 67 3-4 擬似LAN接続で設定する 75 Windows95/98の設定 75 Macintoshの設定 85 3-5 TA接続で設定する 94 Windows 95/98の設定 94 Macintoshの設定 100 3-6 手動でネットワーク機能を設定する 105 Windows 95/98のネットワーク設定 105 Macintosh(TCP/IP)のネットワーク設定 107 3-7 手動でTA接続を設定する 108 Windows95/98のTA接続設定 108 MacintoshのTA接続設定 114 第4章 ルータを使ってみよう 4-1 インターネット接続を開始する 118 自動で接続する 118 ボタンで接続する 119 4-2 インターネット接続を終了する 120 自動で切断する 120 ボタンで切断する 120 4-3 ルータの動作状態を確認する 121 ランプで確認する 121 ディスプレイで確認する 122 かんたん設定ページで確認する 123 4-4 料金情報をリセットする 126 4-5 プロバイダ接続を制限する 129 4-6 不審な自動接続が見つかったときは 134 通信記録の見かた 135 原因になりやすい設定項目 137 付録 索引 142 本書の表記について マークの意味 本書では、安全にお使いいただくため、守っていただきたい事項に次のマ ーク を表示しています。必ずお読みください。 警告 人体に危険を及ぼしたり、装置に大きなダメージを与える可能性があるこ とを示しています。必ず守ってください。 注意 機能停止を招いたり、各種データを消してしまう可能性があることを示し ています。十分注意してください。 MEMO  操作や運用上に関連した情報です。 参考にお読みください。 略称について 本書では、YAMAHA RTA52iのことを本機、Microsoft( Windows( 98 をWindows98、Microsoft( Windows( 95をWindows95、INSネット 64のことをISDN、10BASE-Tケー ブルのことをLANケーブルと記述して います。 設定例について 本書に記載されているIPアドレスやドメイン名、URLアドレスなどの設定 例 は、説明のためのものです。実際に設定するときは、必ずプロバイダか ら指定 されたものをお使いください。 商標について ・イーサネットは富士ゼロックス社の登録商標です。 ・ Apple 、Macintosh、MacOSは米国Apple社の登録商標および商標で す。 ・ Microsoft 、Windowsは米国Microsoft社の米国およびその他の国に おけ る登録商標です。 ・ Adobe 、Acrobatは米国AdobeSystems社の登録商標です。 ・ INSネット64は日本電信電話株式会社の登録商標です。 ・ Stac LZSは米国Hi/fn社の登録商標です。 安全にお使いいただくために 本機を安全にお使いいただくために下記をよくお読みになり、必ず守って お使いください。 警告  ・ 本機は一般小規模オフィス向けの製品であり、人の生命や高額財産など を扱うような 高度な信頼性を要求される分野に適応するようには設計され ていません。誤って本機 を使用した結果、発生したあらゆる損失につい て、当社では一切その責任を負いかね ますので、あらかじめご了承くださ い。 ・ ダイヤルアップルータはプロバイダ接続のために自動的に電話をかける 機能を持った 装置であり、本機にも自動的に電話をかける機能がありま す。それに伴った通話料金 やプロバイダ接続料金がかかります。あらかじ め製品の機能や動作をよく理解した上 でご使用ください。本機の使用方法 や設定を誤って使用した結果発生したあらゆる損 失について、当社では一 切その責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。 ・ 本機から発煙や異臭がするとき、内部に水分や薬品類が入ったとき、お よび電源ケー ブルが発熱しているときは、直ちに電源スイッチを切り、電 源コードをコンセントか ら抜いてください。そのまま使用を続けると、火 災や感電の恐れがあります。 ・ 濡れた手で電源ケーブルを触らないでください。感電や故障の恐れがあ ります。 ・ 電源ケーブルを傷付けたり、無理に曲げたり、引っ張ったりしないでく ださい。火災 や感電、故障、ショート、断線の原因となります。 ・ 本機は日本国内用AC100V(50/60Hz)の電源専用です。他の電源で使 用しないで ください。火災や感電、故障の原因となります。 ・ 本機を落下させたり、強い衝撃を与えたりしないでください。内部の部 品が破損し、 感電や火災、故障の原因となります。 ・ 本機を分解したり、改造したりしないでください。火災や感電、故障の 原因となりま す。 ・ 本機の換気口を塞いだ状態で使用しないでください。火災や感電、故障 の原因となり ます。 ・ 電源を入れたままケーブル類を接続しないでください。感電や故障、本 機および接続 機器の破損の恐れがあります。 ・ 乾電池は逆向きに入れたり、充電したり、ショートさせたりしないでく ださい。破裂 や液漏れの恐れがあります。 注意  ・ 直射日光や暖房器等の風が当たる場所、温度や湿度が高い場所には、置 かないでくだ さい。故障や動作不良の原因となります。 ・ 極端に低温の場所や温度差が大きい場所、結露が発生しやすい場所で使 用しないでく ださい。故障や動作不良の原因となります。結露が発生した 場合は、電源コードを抜 き、乾燥させるか、充分室温に慣らしてから使用 してください。 ・ ほこりが多い場所や油煙が飛ぶ場所、腐蝕性ガスがかかる場所、磁界が 強い場所に置 かないでください。故障や動作不良の原因となります。 ・ 本機を他の機器と重ねて置かないでください。熱がこもり、火災や故障 の原因となる ことがあります。 ・ 近くに雷が発生したときは、電源コードやケーブル類を取り外し、使用 をお控えくだ さい。落雷によって火災や故障の原因となることがあります。 ・ 本機のアースは必ずとってください。落雷時のダメージを軽減したり、 感電防止やノ イズ防止の効果があります。 第1章 準備しよう この章では、RTA52iを使う上で必要な契約や準備について説明していま す。設置を始める 前にお読みになり、必要なものや情報を揃えてくださ い。 1-1 回線の契約について 本機をお使いになるには、ISDN回線または 専用線の契約が必要です。 ISDN回線 電話機のみで使う場合やインターネットへダイヤルアップで接続する場合は、 ISDN 回線が必要です。これからISDN回線を引く場合は、NTTへお申し込みください。 申込票の各項目は、下記を参考にご記入ください。 お取付工事 ・通信機器の名称 RTA52i ・メーカ YAMAHA ・認証番号 CD99-1212JP L99-1293 ・DSU DSU内蔵型TA お客さま工事、またはNTT工事 コンサルティング項目 ・インタフェース形態  およびレイヤ1起動種別 P-MP常時またはP-MP呼毎 ・発信者番号通知サービス 通常通知(通話ごと非通知) * ・ユーザ間情報通知サービス 着信許可 ・通信中着信通知サービス 許可 ・グローバル着信 有 ・i・ナンバーサービス ※2つ電話番号を取得したい場合 ・ダイヤルインサービス ※3つ以上の電話番号を取得したい場合 * 「通常非通知(回線ごと非通知)」を選択した場合は、番号通知を利用 した一部のサービスが受 けられない場合があります。 MEMO  コンサルティング項目の無料項目については、なるべく許可で申し込むこ とをお勧めします。実際に使うときの動作は、本機の機能で使わないよう に設定することができます。 専用線 専用線を利用する場合は、いずれかのプロバイダに専用線接続サービスを お申し 込みください。OCNエコノミーやディジタルアクセス64などの申 し込みも一緒 に手配されます。専用線では使用頻度に関らず毎月定額の 回線料金で利用でき、ISDN回線のように使い過ぎる心配はありません。た だし、一般の電話やFAXと 発着信することはできません。詳しくは、各プ ロバイダへご相談ください。 申込票の各項目には、下記を参考にご記入ください。 ・通信機器の名称 RTA52i ・メーカ YAMAHA ・認証番号 CD99-1212JP L99-1293 ■ISDNの付加サービスについて ISDN回線では、次のようなサービスが利用できます。サービスによって申 し込みが 必要なものや有料のものがあります。この他にもさまざまなサー ビスがありますの で、詳しくはNTTへお問い合わせください。 発信者番号通知: 発信者の番号を相手に通知できます。 サブアドレス通知: ISDN回線やPHSからの通話の場合に、接続した機 器 を指定して着信させることができます。 i・ナンバー(有料): 電話番号を1つ増設し、アナログ回線からの通話で も2つの電話番号を使い分けて着信させることができます。 ダイヤルイン(有料): 電話番号を最大99個まで増設できます。アナロ グ 回線からの通話でも電話番号を使い分けて着信させることができます。 料金情報通知: 通話にかかった料金が通知されるサービスです。 ユーザ間情報通知: 通信開始時と終了時にメッセージを送受信できます。 通信中着信通知サービス: 通話中に着信を知らせるサービスです。 [フレックスホン] コールウェイティング(有料): 通話中に着信があったとき、通話中の相 手を保留 にして着信に応答するキャッチホンに相当するサービスです。 三者通話(有料): 通話中に第三者を呼び出し、三者間通話ができます。 通信中転送(有料): 通話中の通信を第三者へ転送できます。 着信転送(有料): 着信した通信を応答する前に第三者へ転送できます。 MEMO  本機では、フレックスホンとほぼ同等の機能を本機だけで実現することが できます。フレックスホン同様に4つのサービスの先頭に「擬似」を付け て、 擬似コールウェイティング、擬似通信中転送、擬似三者通話、擬似着 信転送と呼んで区別しています。 NTTのフレックスホンでは交換機がサービスを行うので、回線の状態にか かわらず利用することができます。 擬似フレックスホンでは、ISDN回線の2本同時に通信できる特徴を利用 し て、擬似的に同等の機能を実現しています。したがって、擬似フレック ス ホン機能が働いている時は、2回線共に通話中となり、それに伴った課 金 が行われます。 1-2 プロバイダとの契約について インターネットへ接続するためには、いずれかの プロバイダとの接続契約 が必要です。 端末型ダイヤルアップ接続契約 必要なときだけ電話をかけてインターネットへ接続する場合は、いずれか のプ ロバイダに"端末型ダイヤルアップ接続"の契約でお申し込みくださ い。すでに モデムを使ってインターネットへ接続していた場合は、その契 約のまま使用す ることができます。 設定を行うためには、次の情報が必要です。契約時に入手した 接続情報の 書類を確認してください。 ●ドメイン名 ● ネームサーバアドレス(DNSサーバアドレス) ● ISDN対応アクセスポイントの電話番号 ● 回線速度 ● ユーザID(アカウント名) ● パスワード 専用線接続契約 専用線で接続する場合は、いずれかのプロバイダに "専用線接続"の契約で お申し込みください。 設定を行うためには、次の情報が必要です。契約時に入手した接続情報の 書類 を確認してください。 ●ドメイン名 ● ネームサーバアドレス(DNSアドレス) ● IPアドレス番号(例:192.168.0.112) ● ネットマスク(例:225.225.225.240) ● 回線速度 注意 プロバイダを変更したり、解約したときは、必ず本機から不要な設定を削 除してください。回線業者やプロバイダから意図しない課金を請求される 場合があります。 1-3 LANポートについて 本機をLAN接続で使う場合は、LANポート( 10BASE-Tポート)が必要 です。お使いのパソコンにLANポートがない場合は、本機の設置を始める 前に、 10BASE-T対応LANボードまたは10BASE-T対応LANカード(PC カード)を 取り付けて、LANポートを増設してください。 取り付け後は、LANボード(またはLANカード)のマニュアルにしたがっ て、 正常に動作することを確認してください。もし、正常に動作していな い場合は、 先にLANボード(またはLANカード)の問題を解決してから、 本機の設置を 行ってください。 デスクトップ型やタワー型パソコンの場合 デスクトップ型やタワー型パソコンの場合は、拡張スロットに LANボード を取り付けます。スロットには、PCIやISAなどの種類があるので、お使 いのパソ コンで空いているスロットの種類を調べてから、対応したLANボ ードを取り付 けてください。 ■購入時のチェックポイント  ・対応パソコン(Windows、Macintoshなど)  ・スロットの種類(PCI、ISA、Cバス、Nubusなど)  ・コネクタの種類(10BASE-T、10BASE-T/100BASE-TX) ノート型パソコンの場合 ノート型パソコンの場合は、PCカードスロットに LANカードを取り付け ます。 PCスロットの規格や添付ソフトに種類があるので、お使いのパソコンに対 応し たPCカード型LANカードを取り付けてください。 ■購入時のチェックポイント  ・PCカードスロットの種類(PCMCIA Type I、Type II、Type III)  ・OSの種類(Windows98/95、MacOSなど)  ・コネクタの種類(10BASE-T、10BASE-T/100BASE-TX) LANポートが増設できない場合 拡張スロットやPCカードスロットがない場合や空きスロットがない場合 は、本 機の擬似LAN機能により、1台のパソコンを本機経由でLANに接続 すること ができます。 →2-2「シリアルポートに接続する」(P.28) →3-3「擬似LAN接続で設定する」(P.75) 第2章 ルータを設置しよう この章では、RTA52iを設置の方法について説明しています。 ISDN回線の場合は、2-1〜2-5の手順に従って設置を行い、電 話機が使えることを確認します。インターネットに接続する 場合は、接続方法に応じて2-6または2-7の手順でパソコンと接 続します。 専用線の場合は、2-8の手順に従って接続および動作確認を行 います。 本機各部の名称と機能についてはユーザーズマニュアル序章を ご覧ください。 2-1バックアップ電池をセットする ISDN回線では、通常停電時に回線が使えなくなってしま いますが、バックアップ電池を入れることにより、停 電でも約4時間TEL1ポートに接続したアナログ電話機で 通話できるようになります。 MEMO 停電以外の時は、乾電池を入れなくても本機を使用でき ます。 本機を専用線で使用する場合は、乾電池は不要です。 必要なもの ●乾電池同一銘柄で新品の単3形アルカリ乾電池を8本 ご用意ください。 接続のしかた POWERスイッチの「○」側を押して、本機の電源をオフ にします。 本機底面の電池カバーのレバーを押して、電池カバー を開きます。 乾電池を図の方向にセットします。     警告 乾電池を入れるときには、電池のプラス(+)マイナス (ー)を本体の表示に合わせてください。間違えると電 池の破裂、液漏れにより、火災・化学やけどや周囲を 汚損する原因となることがあります。 電池カバーを閉じます。 2-2 ISDN回線を接続する 本機にISDN回線を接続する場合、2つの方法がありま す。ISDN回線の申込票をご確認の上、該当する方法で 接続してください。  ■本機のDSUを使う場合 ・申込票の「DSU」項目で、「DSU内蔵TA」を選択した とき ・工事後のISDN回線が、通常のモジュラージャックと 同じ形(6極端子)をしているとき ■他のISDN機器のDSUを使う場合 ・申込票の「DSU」項目で、「NTT工事」を選択したとき ・工事後のISDN回線が、通常のモジュラージャックよ り幅の広い形(8極端子)をしているとき ・他のISDN機器やDSUと接続するとき 本機のDSUを使う場合 必要なもの ●モジュラーケーブル一般に市販の電話用ケーブル(2 極用、4、6極用のいずれでも可、ただし特殊な結線の ものは除く)が使用できます。接続に必要な距離に合わ せてご用意ください。本機には1本(3m)付属してい ます。 接続のしかた 回線のモジュラージャックと本機のISDNUポートをモジ ュラーケーブル(灰色)で接続します。 DSUスイッチを「ON」側にします。 他のISDN機器のDSUを使う場合 必要なもの ●ISDNケーブル市販のISDNケーブルをご用意くださ い。ただし、DSUや各ISDN機器間の総延長が150m以内に  なるようにします。また、接続できるDSUやISDN機器は 最大8台です。 MEMO ISDNケーブルは、LANケーブルのコネクタと同じ形状を しています。間違えないように注意してください。 接続のしかた 1 DSU(またはISDN機器のS/T点ポート)と本機のISDN S/TポートをISDNケーブルで接続します。 本機のISDNS/Tポートはどちらに接続しても同じです。 2 DSUスイッチを「OFF」側にします。 2-3 電話機やFAXを接続する ISDN回線の場合は、本機のTELポートに電話機やFAX、モ デム、電気/ガス遠隔検針装置などのアナログ機器を3 台まで接続できます。TEL1ポートは、停電時のバック アップ機能があるので、電話機や受話器付FAXを接続し てください。2 ル MEMO 各TELポートにはアナログ機器1台のみ接続可能です。分 岐アダプタや切替器などで2台以上接続した場合は正し く動作しません。 アナログ機器は3台まで接続できますが、同時に使える のはルータやTAと合わせて2通話までです。 必要なもの ●モジュラーケーブル一般に市販の電話用ケーブル(2 極用、4、6極用のいずれでも可、ただし特殊な結線の ものは除く)が使用できます。アナログ機器の数や距離 に合わせてご用意ください。 接続のしかた 1 電話機と本機のTELポートをモジュラーケーブルで接続 します。 2-4電源を接続する 本機を使用するときは、アースコードと電源コードをコ ンセントに接続します。 注意 本機のアースコードは必ずを接続してください。落雷時 のダメージを軽減したり、感電防止やノイズ防止の効 果があります。 アースコードは必ずコンセントのアース端子に接続して ください。ガス管などには絶対に接続しないでくださ い。 必要なもの ●アースコード設置場所に合わせて市販のアースコー ドをご用意ください。 接続のしかた 1 アース端子のネジを+ドライバで緩め、アースコードを アース端子に接続して固定します。 2 アースコードと電源コードをコンセントに接続します。 2-5動作を確認する 回線や電話機の接続が終わったら、ルータの動作を確認 します。 1 POWERスイッチの「|」側を押して、本機の電源をオン にします。 電源をオンにすると、ランプが数回点滅します。 2 POWERランプとL1ランプが点灯していることを確認しま す。 両方のランプが点灯していれば正常です。手順6へ進ん でください。 点灯していないときは次の手順へ進み、順に確認してく ださい。      MEMO ISDN回線で何も発着信していないときは、ディスプレイ に日付と時刻が表示されます。 3 POWERランプが消灯している場合は、一旦POWERスイッチ の「○」側を押して電源をオフにし、電源コードの接 続状態やコンセントに電気が来ているかを確認します。 コンセントに他の電気製品を接続し、電源が入るかを確 認してください。 4 ISDNL1ランプが消灯している場合は、一旦POWERスイッ チの「○」側を押して電源をオフにし、各スイッチの 設定を確認します。 ■本機のDSUを使う場合 DSUスイッチが「ON」側になっていることを確認しま す。「ON」側になっている場合は、極性反転スイッチ を逆側にします。 ■他のISDN機器のDSUを使う場合 DSUスイッチが「OFF」側になっていることを確認しま す。「OFF」側になっている場合は、ターミネータスイ ッチを「ON」側にします。 5 POWERスイッチの「|」側を押して本機の電源をオンに し、ランプやディスプレイの表示を確認します。 6 電話機の受話器を上げて、ツーという発信音を確認しま す。 7 117など、試しに電話をかけます。 電話がつながると、ISDNB1またはB2ランプが点灯します。 8 受話器を置いて、電話を切ります。 2-6 LANポートに接続する 複数のパソコンに接続する場合や既存のLANに接続する 場合は、本機のLANポートに接続します。本機のLANポ ートには、パソコンを4台まで接続できます。また、HUB を追加することにより、パソコンを5台以上を接続する ことも可能です。パソコンの台数に合わせてHUBをご用 意ください。 ■4台までのパソコンを接続する場合の例 ■5台以上のパソコンを接続する場合の例 ■既存のLANに接続する場合の例 必要なもの ●LANケーブルパソコンの台数や距離に合わせて 10BASE-T対応のLANケーブル(ストレートタイプ)を ご用意ください。(本機に1本付属) ●HUBパソコンの台数に合ったポート数を備えた2 ル 10BASE-T対応のHUBをご用意ください。 接続のしかた 1 POWERスイッチの「○」側を押して、本機の電源をオフ にします。 2 パソコンのLANポートやHUBのポートと本機のLANポート をLANケーブルで接続します。 ■4台までのパソコンを接続する例 本機のLANポートに接続します。LAN4ポートに接続した 場合は、LANスイッチを「×」側にしてください。 ■5台以上のパソコンを接続する例 HUBの場合は、UPLINKポートを接続します。LAN4ポート に接続した場合は、LANスイッチを「×」側にしてくだ さい。 HUBにUPLINKポートがない場合や空いていない場合は、 HUBのポートと本機のLAN4ポートを接続し、LANスイッ チを「=」側にしてください。 3 POWERスイッチの「|」側を押して、本機の電源をオン にします。 ランプが数回点滅した後、POWERランプとISDNL1ランプ が点灯します。 4 パソコンやHUBの電源をオンにし、LANランプが点灯ま たは点滅することを確認します。 ディスプレイには接続したLANポートの表示が点灯し、 LANランプが点灯または点滅すれば、正常です。 MEMO 本機に接続したパソコンやHUBの電源がすべてオフの状 態では、LANランプは点灯または点滅しません。 ディスプレイのLANポート表示は接続されているポート のみ点灯します。通信中も点滅することはありません。 5 LANランプが点灯または点滅しない場合は、LANケーブル の接続状態および、パソコンやHUBの電源を確認します。 MEMO HUBを4台(4段)以上つなげて利用することはできませ ん。そのような場合はスイッチングハブやポート数の 多いHUBなどを使用して3段以内になるようにしてくだ さい。 2-7シリアルポートに接続する 本機をTAとして使う場合や擬似LAN機能を使う場合は、 パソコンを本機のシリアルポートに接続します。シリ アルポートには1台のパソコンを接続できます。 必要なもの ●シリアルケーブルD-sub9Pinのモデムケーブルが使 用できます。(本機に1本付属) ●Macintosh変換ケーブルMacintoshのモデムポートま たはプリンタポートに接続する場合に使います。(本 機に1本付属) MEMO シリアルポート(モデムポート)がD-sub25Pinのパソコ ンに接続する場合は、市販の9Pin-25Pin変換アダプタ をご用意ください。 接続のしかた 1 POWERスイッチの「○」側を押して、本機の電源をオフ にします。 2 パソコンのシリアルポートと本機のシリアルポートをシ リアルケーブルで接続し、固定ネジを締めて固定しま す。 MacMacintoshの場合は、Macintosh変換ケーブルを使って接 続してください。 3 POWERスイッチの「|」側を押して、本機の電源をオン にします。 ランプが数回点滅した後、POWERランプとISDNL1ランプ が点灯します。 MEMO パソコンからターミナルソフトやダイヤルアップソフト で通信しているときは、SERIALランプが断続的に点滅 します。通信しようとしたときにSERIALランプが点滅 しないときは、シリアルケーブルの接続を確認してく ださい。 Windows95の場合は、接続したシリアルポートが有効に なっているかパソコンのBIOS設定やWindowsの設定を確 認してください。詳しくはお使いのパソコンに添付の 取扱説明書をご覧ください。 Macintoshでは、パソコンの電源をオフにするとSERIAL ランプが点灯する機種がありますが、正常な動作で す。 2-8専用線を接続する 本機を専用線に接続して使用する場合は、回線の接続と パソコンの接続、電源の接続を行います。回線の接続 は、専用線の工事内容により、2つの方法があります。 またパソコンの接続は、台数に合わせて必要なLANケー 2 ルブルやHUBをご用意ください。 MEMO 専用線の場合は、TELポート間の内線通話以外でTELポー トにアナログ機器(電話機、FAX、モデムなど)を接続 して使うことはできません。 本機のDSUを使う場合 ・専用線申込票の「DSU」項目で、本機内蔵のDSU使用 で申し込んだとき ・工事後の専用線が、通常のモジュラージャックと同じ形(6極端子)をしているとき 他のDSUを使う場合 ・専用線申込票の「DSU」項目で、回線業者のDSU使用で申し込んだとき ・工事後の専用線が、通常のモジュラージャックよりWin幅の広い形(8極端子)をしているとき 回線を接続する(本機のDSUを使う場合) 必要なもの ●モジュラーケーブル一般に市販の電話用ケーブル(2 極用、4、6極用のいずれでも可、ただし特殊な結線の ものは除く)が使用できます。接続に必要な距離に合わ2 ル せてご用意ください。本機には1本(3m)付属してい ます。 接続のしかた 1 専用線のモジュラージャックと本機のISDNUポートをモ ジュラーケーブル(灰色)で接続します。 2 DSUスイッチを「ON」側にします。 注意 専用線の場合は、S/Tポートには絶対に機器を接続しな いでください。S/Tポートに機器を接続して使うことは できません。 回線を接続する(他のDSUを使う場合) 必要なもの ●ISDNケーブル市販のISDNケーブルをご用意くださ い。ただし、DSUまで総延長が150m以内になるようにし てください。 MEMO ISDNケーブルは、LANケーブルのコネクタと同じ形状を しています。間違えないように注意してください。 接続のしかた 1 専用線のDSUと本機のISDNS/TポートをISDNケーブルで 接続します。 本機のISDNS/Tポートはどちらに接続しても同じです。 2 DSUスイッチを「OFF」側にします。 注意 専用線の場合は、空いているS/Tポートには絶対に機器 を接続しないでください。空いているS/Tポートに機器 を接続して使うことはできません。 パソコンを接続する パソコンに接続する場合や既存のLANに接続する場合 は、本機のLANポートに接続します。本機のLANポート には、パソコンを4台まで接続できます。また、既存の LANのHUBに接続することにより、LAN上のパソコンを接 続できます。パソコンの台数に合わせてHUBやLANケー ブルをご用意ください。 必要なもの ●LANケーブルパソコンの台数や距離に合わせて 10BASE-T対応のLANケーブル(ストレートタイプ)を ご用意ください。本機には1本付属しています。 ●HUBパソコンの台数に合ったポート数を備えた 10BASE-T対応のHUBをご用意ください。 接続のしかた 1 パソコンのLANポートやHUBのポートと本機のLANポート をLANケーブルで接続します。 ■4台までのパソコンを接続する例 本機のLANポートに接続します。LAN4ポートに接続した 場合は、LANスイッチを「×」側にしてください。 ■5台以上のパソコンを接続する例 HUBの場合は、UPLINKポートを接続します。LAN4ポート に接続した場合は、LANスイッチを「×」側にしてくだ さい。 HUBにUPLINKポートがない場合や空いていない場合は、 HUBのポートと本機のLAN4ポートを接続し、LANスイッ チを「=」側にしてください。 電源を接続する 本機を使用するときは、アースコードと電源コードをコ ンセントに接続します。 注意 本機のアースコードは必ずを接続してください。落雷時 のダメージを軽減したり、感電防止やノイズ防止の効 果があります。 アースコードは必ずコンセントのアース端子に接続して ください。ガス管などには絶対に接続しないでくださ い。 必要なもの ●アースコード設置場所に合わせて市販のアースコー ドをご用意ください。 接続のしかた 1 アース端子のネジを+ドライバで緩め、アースコードを アース端子に接続して固定します。 2 アースコードと電源コードをコンセントに接続します。 動作を確認する 回線やパソコンの接続が終わったら、本機の電源をオン にして動作を確認します。 1 POWERスイッチの「|」側を押して、本機の電源をオン にします。 電源をオンにすると、ランプが数回点滅します。 2 POWERランプ、L1ランプ、LANランプが点灯していること を確認します。 点灯していないときは次の手順へ進み、順に確認してく ださい。 3 POWERランプが消灯している場合は、一旦POWERスイッチ の「○」側を押して電源をオフにし、電源コードの接 続状態やコンセントに電気が来ているかを確認します。 コンセントに他の電気製品を接続し、電源が入るかを確 認してください。 4 ISDNL1ランプが消灯している場合は、一旦POWERスイッ チの「○」側を押して電源をオフにし、各スイッチの 設定を確認します。 ■本機のDSUを使う場合 DSUスイッチが「ON」側になっていることを確認しま す。「ON」側になっている場合は、極性反転スイッチ を逆側にします。 ■他のISDN機器のDSUを使う場合 DSUスイッチが「OFF」側になっていることを確認しま す。「OFF」側になっている場合は、ターミネータスイ ッチを「ON」側にします。 5 LANランプが点滅しない場合は、LANケーブルの接続状態 および、パソコンやHUBの電源を確認します。 MEMO 本機に接続したパソコンやHUBの電源がすべてオフの状Win 態では、LANランプは点滅しません。 6 POWERスイッチの「|」側を押して本機の電源をオンに し、ランプの表示を確認します。Mac 第3章 パソコンを設定しよう この章では、インターネットに接続するためのパソコンの設定方法につい て説明しています。 接続方法やOSに合わせてソフトウェアのインストー ルと設定を行ってください。 3-1 ソフトウェアをインストールする インターネットに接続するには、パソコンのネットワーク機能および本機 の設 定を行います。パソコンの設定は、本機に付属のユーティリティソフ ト 「RTA52i パソコンセットアップ ユーティリティ」を使うと、簡単に 行えます。本機の設定は、ブラウザで行います。ブラウザはOSに標準イン ストールされ ているものが使えます。もし、ブラウザがインストールされ ていない場合は、 設定作業を始める前にインストールしてください。 注意 インストールを始める前に他のアプリケーションソフトをすべて終了して ください。インストールの途中で再起動が必要になるので、データが消失 することがあります。 MEMO ここでは、Windows 95/98およびMacOS8.0以降を例に説明していま す。それ以外のOSの場合は、OSに合ったソフトウェアをインストー ル し、手動で同等の設定を行ってください。(→P.105、P.107) Windows 95/98の場合 ブラウザのインストール 本機の設定を行うには、Internet Explorer 3.0J以降またはNetscape Navigator 2.0J以降が必要です。Windows95以降には、標準でインスト ールされており、追加 インストール作業は不要です。もし、インストール されていない場合は、別途 インストールしてください。 ユーティリティソフトのインストール 本機に付属のCD-ROMからユーティリティソフト「RTA52i ユーティリテ ィ」はWindows 95/98用のソフトウェアです。設定の前にインストール を行います。 MEMO すでに古いバージョンの「RTA52i ユーティリティ」がインストールされ ている場合は、先に[コントロールパネル]の[アプリケーションの追加 と削除]でアンインストールしてください。 1 付属のCD-ROMをパソコンにセットし、[Install.exe]アイコンを開き ます。 2 メッセージを確認して、[次へ]ボタンを押します。 ユーティリティソフト「RTA52i パソコンセットアップ」がインストール されます。 3 インストールが終わったら、[終了]ボタンを押します。 インストーラのウィンドウが閉じます。 Macintoshの場合 ブラウザのインストール 本機の設定を行うには、Internet Explorer 3.0J以降またはNetscape Navigator 2.0J以降が必要です。MacOS8.0以降には、標準でインストー ルされており、追加イ ンストール作業は不要です。もし、インストールさ れていない場合は、別途イ ンストールしてください。 ユーティリティソフトについて PowerMacintosh用のユーティリティソフト「RTA52iパソコンセットア ップ」は、 MacOS8.0&OpenTransport1.2以降に対応したソフトウェア です。「RTA52iパソコ ンセットアップ」は、付属のCD-ROMから直接開 いて使うことができるので、 ソフトのインストール作業は不要です。 MEMO 本機をTA接続で使うときは、MacOS8.0、8.1の場合は「Open  Transport PPP 1.0.1」と「リモートアクセス2.1.1」、MacOS8.5以 降の場合は「リモートアクセス3.1」が必要です。 3-2 ダイヤルアップ接続で設定する 本機のダイヤルアップルータ機能を使って、インターネットに端末型ダイ ヤル アップで接続するときは、パソコンのネットワーク機能の設定と本機 のプロバ イダ登録を行う必要があります。ユーティリティソフトのメッセ ージに従って、 必要な情報を入力してください。 2台目以降のパソコンは、パソコンのネットワーク機能だけ設定すれば、 使え ます。ユーティリティソフトを使うと簡単です。 注意 設定を始める前に他のアプリケーションソフトをすべて終了してくださ い。 設定の途中で再起動が必要になるので、データが消失することがあり ます。 MEMO ダイヤルアップ接続の設定を行うと、意図しない発信を防ぐためにいくつ かのフィルタが自動的に設定されます。 Windows 95/98の設定 Windows95/98の設定は、「RTA52i パソコンセットアップ ユーティリ ティ」を使って行います。2台目以降のパソコンは、手順 1から10まで を行ってください。 ここではWindows98とInternet Explorer 5.0Jの画面を例に説明し ています。Windows95の場合、画面表示が多少異なりますが、操作は 同じです。 注意 プロバイダ契約を解除または変更した時は、必ず本機の接続設定と、パソ コンのダイヤルアップネットワーク設定またはリモートアクセス設定(TA 接続利用時)の両方を削除または再設定してください。削除しないまま 使 っていると、回線業者やプロバイダから意図しない料金を請求される場 合 があります。 設定を始める前にLANボードまたはLANカードが正しく動作しているこ と を確認してください。正しく動作していないと、設定が行えません。正し く動作していない場合は、先にLANボードまたはLANカード の問題を解決 してから設定を行ってください。 MEMO お使いのパソコンの仕様やソフトウェアの状態によっては、「RTA52i パ ソコンセットアップ ユーティリティ」が正しく動作しないことがありま す。その場合は、ネットワークの設定を手動で設定してください。(→ P.105) その後ブラウザで”http://192.168.0.1/”にアクセスし、手順 11 (→P.46)に進んでください。 1 POWERスイッチの「|」側を押して、本機の電源をオンにします。 2 [スタート]ボタンを押し、[プログラム]-[RTA52i ユーティリテ ィ]-[RTA52i パソコンセットアップ]を開きます。 3 メッセージの内容を確認し、[次へ]ボタンを押します。 問題がある場合は、[中止]ボタンを押して、問題を解決してからやり直 してください。 4 プロバイダ登録に必要な情報が揃っているかを確認し、[次へ]ボタンを 押します。 5 本機の電源やランプ表示を確認し、[次へ]ボタンを押します。 問題がある場合は、[中止]ボタンを押して、接続を確認してからやり直 してください。 6 [パソコンとRTA52iをLANで接続]を選択し、[次へ]ボタンを押しま す。 7 設定内容を確認し、[次へ]ボタンを押します。 8 メッセージの内容を確認し、[次へ]ボタンを押します。 パソコンのネットワーク設定が自動的に行われます。Windows95の場合 はWindowsの インストールCD-ROMをご用意ください。 9 パソコンの設定が終わったら、[再起動]ボタンを押します。 パソコンが再起動されます。 10 パソコンが再起動して「RTA52iと接続」が表示されたら、[接続]ボタ ンを押します。 ブラウザが開き、「RTA52i かんたん設定ページへ行く前に」が表示され ます。 2台目以降のパソコンの場合は、ここまでで設定完了です。[中止]ボタ ンを押して、 終了してください。 11 ルータの管理パスワードを2つの入力欄に入力して[OK]ボタンを押し、 確認のメッ セージに従って操作します。 MEMO ルータの管理パスワードは、本機の設定を変えるときや情報を見るときに 必 要になります。プロバイダのパスワードとは別に大切に管理してくださ い。 12 [パスワード]入力欄にルータの管理パスワードを入力し、[OK]ボタン を押します。 「RTA52iへようこそ」ページが表示されます。 13 [かんたん設定]を押します。 「RTA52i かんたん設定ページ」が表示されます。 14 [プロバイダ接続]を押します。 「RTA52i プロバイダ接続の接続形態選択」ページが表示されます。 15 [端末型接続]を押します。 「端末型プロバイダ接続」ページが表示されます。 16 [プロバイダの登録]ボタンを押します。 「新規登録」ページが表示されます。 17 プロバイダ名、ISDN対応アクセスポイント電話番号、ユーザ名、パスワー ド、ネーム サーバのIPアドレスを入力し、[登録]ボタンを押します。 アクセスポイント電話番号、ユーザ名、パスワード、ネームサーバのIPア ドレスは、プ ロバイダから通知されたものを入力してください。 メッセージに従ってボタンを押すと、設定が登録されて「端末型プロバイ ダ接続」ペー ジへ戻ります。 MEMO  DNS サーバのアドレス情報がない場合は、空欄のままでかまいません。 自動的に[接続時に自動取得する]が選択されます。 18 [自動接続設定]が[する]になっていることを確認します。 これでルータのダイヤルアップ設定は完了です。 注意 自動接続を設定すると、パソコンやソフトウェアの設定により、意図しな い接続や課金が発生することがあります。自動接続したくないときは、 [し ない]を押して[自動接続設定]ボタンを押し、設定を解除してくだ さい。 19 ページ右上の[ネットボランチホームページ]を押します。 自動的にインターネットへ接続されて、NetVolanteのホームページが表 示されることを確 認してください。インターネットへ接続中は、ISDN B1 またはB2ランプが点灯します。 一定時間インターネットへアクセスしないと、自動的にプロバイダとの接 続が切れます。 MEMO プロバイダ登録を新規に行うと、自動的に発信制限が累積料金1万円、累 積通信時間50時間、累積発信回数1000回に設定されます。また連続接 続 時間も9時間に制限されるように設定されます。(→P.129) インターネットにつながらないときは 「端末型プロバイダ接続」ページに戻り、ブラウザの[更新](再読み込 み)ボ タンを押すと、[最後の通信]のメッセージ欄に原因が表示されま す。メッセー ジの内容を確認し、[登録の修正]ボタンを押して設定内容 を確認してください。 MEMO プロバイダによっては、ダイヤルアップ用とメール用でユーザIDとパス ワ ードが異なる場合があります。プロバイダの接続情報書類をよくお読み く ださい。 DNSサーバのアドレス情報が[接続時に自動取得する]に設定されてい て プロバイダから自動取得できなかった場合には、最後の通信欄に赤字で [DNSサーバアドレスが取得できませんでした]と表示されます。 Macintoshの設定 Macintoshの設定は、「RTA52i パソコンセットアップ ユーティリテ ィ」を使って行います。2台目以降のパソコンは、手順 1から9までを行 ってください。 ここではMacOS 8.6とInternet Explorer 4.5Jの画面を例に説明し ています。 注意 プロバイダ契約を解除または変更した時は、必ず本機の接続設定と、パソ コンのダイヤルアップネットワーク設定またはリモートアクセス設定(TA 接続利用時)の両方を削除または再設定してください。削除しないまま 使 っていると、回線業者やプロバイダから意図しない料金を請求される場 合 があります。 MEMO お使いのパソコンの仕様やソフトウェアの状態によっては、「RTA52i パ ソコンセットアップ ユーティリティ」が正しく動作しないことがありま す。そ の場合は、ネットワークの設定を手動で設定を行ってください。 (→P. 107) その後ブラウザで”http://192.168.0.1/”にアクセスし、手順 10 (→P.53)に進んでください。 1 POWERスイッチの「|」側を押して、本機の電源をオンにします。 2 付属のCD-ROMをパソコンにセットし、[RTA52i パソコンセットアッ プ]フォルダ内の[パソコンセットアップ ]アイコンを開きます。 3 メッセージの内容を確認し、[開始]ボタンを押します。 問題がある場合は、[終了]ボタンを押して、問題を解決してからやり直 してください。 4 プロバイダ登録に必要な情報が揃っているかを確認し、[次へ]ボタンを 押します。 5 本機の電源やランプ表示を確認し、[次へ]ボタンを押します。 問題がある場合は、[中断]ボタンを押して、接続を確認してからやり直 してください。 6 [パソコンとRTA52iをLANで接続]を選択し、[次へ]ボタンを押しま す。 7 設定内容を確認し、[更新]ボタンを押します。 パソコンのネットワーク設定が自動的に行われます。 8 [次へ]ボタンを押します。 パソコンの状態によっては再起動する場合があります。 9 [起動]ボタンを押します。 ブラウザが開き、「RTA52i かんたん設定ページへ行く前に」が表示され ます。 2台目以降のパソコンの場合は、ここまでで設定完了です。[中断]ボタ ンを押して、 終了してください。 10 ルータの管理パスワードを2つの入力欄に入力して[OK]ボタンを押し、 確認のメッ セージに従って操作します。 MEMO ルータの管理パスワードは、本機の設定を変えるときや情報を見るときに 必 要になります。プロバイダのパスワードとは別に大切に管理してくださ い。 11 [パスワード]入力欄にルータの管理パスワードを入力し、[OK]ボタン を押します。 「RTA52iへようこそ」ページが表示されます。 12 [かんたん設定]を押します。 「RTA52i かんたん設定ページ」が表示されます。 13 [プロバイダ接続]を押します。 「RTA52i プロバイダ接続の接続形態選択」ページが表示されます。 14 [端末型接続]を押します。 「端末型プロバイダ接続」ページが表示されます。 15 [プロバイダの登録]ボタンを押します。 「新規登録」ページが表示されます。 16 プロバイダ名、ISDN対応アクセスポイント電話番号、ユーザ名、パスワー ド、ネーム サーバのIPアドレスを入力し、[登録]ボタンを押します。 アクセスポイント電話番号、ユーザ名、パスワード、ネームサーバのIPア ドレスは、プ ロバイダから通知されたものを入力してください。 メッセージに従ってボタンを押すと、設定が登録されて「端末型プロバイ ダ接続」ペー ジへ戻ります。 MEMO  DNS サーバのアドレス情報がない場合は、空欄のままでかまいません。 自動的に[接続時に自動取得する]が選択されます。 17 [自動接続設定]が[する]になっていることを確認します。 これでルータのダイヤルアップ設定は完了です。 注意 自動接続を設定すると、パソコンやソフトウェアの設定により、意図しな い接続や課金が発生することがあります。自動接続したくないときは、 [し ない]を押して[自動接続設定]ボタンを押し、設定を解除してくだ さい。 3-4 擬似LAN接続で設定する 擬似LAN接続は、本機へダイヤルアップすることによって擬似的にLANに 接 続する機能です。LANボードを取り付けられないパソコンでも、LANに 接続さ れている他のパソコンにアクセスできるようになり、ダイヤルアッ プルータの 自動接続機能によるインターネット接続も利用できます。 注意 設定を始める前に他のアプリケーションソフトをすべて終了してくださ い。 設定の途中で再起動が必要になるので、データが消失することがあり ます。 MEMO ダイヤルアップ接続の設定を行うと、意図しない発信を防ぐためにいくつ かのフィルタが自動的に設定されます。 本機の擬似LAN機能へ接続するための電話番号は「****」となりま す。 Windows95/98の設定 Windows95/98の設定は、「RTA52i パソコンセットアップ ユーティリ ティ」を使って行います。ここではWindows98とInternet Explorer 5.0Jの画面を例に説明しています。Windows95の場合、画面表示が多少 異なりますが、操作は同じです。 注意 プロバイダ契約を解除または変更した時は、必ず本機の接続設定と、パソ コンのダイヤルアップネットワーク設定またはリモートアクセス設定(TA 接続利用時)の両方を削除または再設定してください。削除しないまま 使 っていると、回線業者やプロバイダから意図しない料金を請求される場 合 があります。 MEMO お使いのパソコンの仕様やソフトウェアの状態によっては、 「RTA52i パソコンセットアップ ユーティリティ」が正しく動作しないことがありま す。その場合は、ネットワークの設定を手動で設定してください。(→ P.108) その後ブラウザで”http://192.168.0.1/”にアクセスし、手順 13 (→P.79)に進んでください。 1 POWERスイッチの「|」側を押して、本機の電源をオンにします。 2 [スタート]ボタンを押し、[プログラム]-[RTA52i ユーティリテ ィ]-[RTA52i パソコンセットアップ]を開きます。 3 メッセージの内容を確認し、[次へ]ボタンを押します。 問題がある場合は、[中止]ボタンを押して、問題を解決してからやり直 してください。 4 プロバイダ登録に必要な情報が揃っているかを確認し、[次へ]ボタンを 押します。 5 本機の電源やランプ表示を確認し、[次へ]ボタンを押します。 問題がある場合は、[中止]ボタンを押して、接続を確認してからやり直 してください。 6 [パソコンとRTA52iをシリアルで接続]を選択し、[次へ]ボタンを押 します。 7 [ルータとして使用]を選択し、[次へ]ボタンを押します。 本機を接続したシリアルポートが検出されます。 8 シリアルポートを確認し、[次へ]ボタンを押します。 MEMO 正しいシリアルポートが表示されないときやエラーメッセージが表示され たときは、本機の電源やシリアルケーブルの接続状態を確認してくださ い。 9 設定内容を確認し、[次へ]ボタンを押します。 10 メッセージの内容を確認し、[次へ]ボタンを押します。 パソコンのネットワーク設定が自動的に行われます。Windows95の場合 はWindowsの インストールCD-ROMをご用意ください。 11 パソコンの設定が終わったら、[再起動]ボタンを押します。 パソコンが再起動されます。 12 パソコンが再起動して「RTA52iと接続」が表示されたら、[接続]ボタ ンを押します。 ブラウザが開き、「かんたん設定ページへ行く前に」が表示されます。 13 ルータの管理パスワードを2つの入力欄に入力して[OK]ボタンを押し、 確認のメッ セージに従って操作します。 MEMO ルータの管理パスワードは、本機の設定を変えるときや情報を見るときに 必 要になります。プロバイダのパスワードとは別に大切に管理してくださ い。 14 [パスワード]入力欄に管理パスワードを入力し、[OK]ボタンを押しま す。 15 [かんたん設定]を押します。 「RTA52i かんたん設定ページ」が表示されます。 16 [プロバイダ接続]を押します。 「RTA52i プロバイダ接続の接続形態選択」ページが表示されます。 17 [端末型接続]を押します。 「端末型プロバイダ接続」ページが表示されます。 18 [プロバイダの登録]ボタンを押します。 「新規登録」ページが表示されます。 19 プロバイダ名、ISDN対応アクセスポイント電話番号、ユーザ名、パスワー ド、ネーム サーバのIPアドレスを入力し、[登録]ボタンを押します。 アクセスポイント電話番号、ユーザ名、パスワード、ネームサーバのIPア ドレスは、プ ロバイダから通知されたものを入力してください。 メッセージに従ってボタンを押すと、設定が登録されて「端末型プロバイ ダ接続」ペー ジへ戻ります。 MEMO  DNS サーバのアドレス情報がない場合は、空欄のままでかまいません。 自動的に[接続時に自動取得する]が選択されます。 20 [自動接続設定]が[する]になっていることを確認します。 これでルータのダイヤルアップ設定は完了です。 注意 自動接続を設定すると、パソコンやソフトウェアの設定により、意図しな い接続や課金が発生することがあります。自動接続したくないときは、 [し ない]を押して[自動接続設定]ボタンを押し、設定を解除してくだ さい。 21 ページ右上の[ネットボランチホームページ]を押します。 自動的にインターネットへ接続されて、NetVolanteのホームページが表 示されることを確 認してください。インターネットへ接続中は、ISDN B1 またはB2ランプが点灯します。 一定時間インターネットへアクセスしないと、自動的にプロバイダとの接 続が切れます。 MEMO プロバイダ登録を新規に行うと、自動的に発信制限が累積料金1万円、累 積通信時間50時間、累積発信回数1000回に設定されます。また連続接 続 時間も9時間に制限されるように設定されます。(→P.129) インターネットにつながらないときは 「端末型プロバイダ接続」ページに戻り、ブラウザの[更新(再読み込 み)]ボ タンを押すと、[最後の通信]のメッセージ欄に原因が表示され ます。メッセー ジの内容を確認し、[登録の修正]ボタンを押して設定内 容を確認してください。 MEMO プロバイダによっては、ダイヤルアップ用とメール用でユーザIDとパス ワ ードが異なる場合があります。プロバイダの接続情報書類をよくお読み く ださい。 DNSサーバのアドレス情報が[接続時に自動取得する]に設定されてい て プロバイダから自動取得できなかった場合には、最後の通信欄に赤字で [DNSサーバアドレスが取得できませんでした]と表示されます。 LANへの接続 次回以降、LANへ接続するときは、[ダイヤルアップ ネットワーク]フォ ルダの[RTA52i-LAN]アイコンを開き、本機の擬似LAN機能にダイヤル アップ接 続します。 1 [ダイヤルアップ ネットワーク]フォルダの[RTA52i-LAN]アイコン を開きます。 2 [接続]ボタンを押します。 本機の擬似LAN機能に接続し、LANにアクセスできるようになります。 MEMO 作成した[RTA52i-LAN]アイコンのショートカットをスタートメ ニュ ーの[スタートアップ]に追加すると、Windows起動後[RTA52i- LAN]ウィンドウが開くようになります。[接続]ボタンを押せば、簡単 にLANへアクセスできます。 Macintoshの設定 Macintoshの設定は、「RTA52i パソコンセットアップ ユーティリテ ィ」を使って行います。ここではMacOS 8.6とInternet Explorer 4.5Jの画面を例に説明しています。 注意 プロバイダ契約を解除または変更した時は、必ず本機の接続設定と、パソ コンのダイヤルアップネットワーク設定またはリモートアクセス設定(TA 接続利用時)の両方を削除または再設定してください。削除しないまま 使 っていると、回線業者やプロバイダから意図しない料金を請求される場 合 があります。 MEMO お使いのパソコンの仕様やソフトウェアの状態によっては、「RTA52i パ ソコンセットアップ ユーティリティ」が正しく動作しないことがありま す。そ の場合は、ネットワークの設定を手動で設定を行ってください。 (→P. 114) その後ブラウザで”http://192.168.0.1/”にアクセスし、手順 12 (→P.89)に進んでください。 1 POWERスイッチの「|」側を押して、本機の電源をオンにします。 2 付属のCD-ROMをパソコンにセットし、[RTA52i パソコンセットアッ プ]フォル ダ内の[パソコンセットアップ]アイコンを開きます。 3 メッセージの内容を確認し、[開始]ボタンを押します。 問題がある場合は、[終了]ボタンを押して、問題を解決してからやり直 してください。 4 プロバイダ登録に必要な情報が揃っているかを確認し、[次へ]ボタンを 押します。 5 本機の電源やランプ表示を確認し、[次へ]ボタンを押します。 問題がある場合は、[中断]ボタンを押して、接続を確認してからやり直 してください。 6 [パソコンとRTA52iをシリアルで接続]を選択し、[次へ]ボタンを押 します。 7 [ルータとして使用]を選択し、[次へ]ボタンを押します。 本機を接続したシリアルポートが検出されます。 8 シリアルポートを確認し、[次へ]ボタンを押します。 MEMO 正しいシリアルポートが表示されないときやエラーメッセージが表示され たときは、本機の電源やシリアルケーブルの接続状態を確認してくださ い。 9 設定内容を確認し、[更新]ボタンを押します。 パソコンのネットワーク設定が自動的に行われます。 10 パソコンの設定が終わったら、[次へ]ボタンを押します。 パソコンの状態によっては再起動する場合があります。 11 [起動]ボタンを押します。 ブラウザが開き、「かんたん設定ページへ行く前に」が表示されます。 12 ルータの管理パスワードを2つの入力欄に入力して[OK]ボタンを押し、 確認のメッ セージに従って操作します。 MEMO ルータの管理パスワードは、本機の設定を変えるときや情報を見るときに 必 要になります。プロバイダのパスワードとは別に大切に管理してくださ い。 13 [パスワード]入力欄にルータの管理パスワードを入力し、[OK]ボタン を押します。 「RTA52iへようこそ」ページが表示されます。 14 [かんたん設定]を押します。 「RTA52i かんたん設定ページ」が表示されます。 15 [プロバイダ接続]を押します。 「RTA52i プロバイダ接続の接続形態選択」ページが表示されます。 16 [端末型接続]を押します。 「端末型プロバイダ接続」ページが表示されます。 17 [プロバイダの登録]ボタンを押します。 「新規登録」ページが表示されます。 18 プロバイダ名、ISDN対応アクセスポイント電話番号、ユーザ名、パスワー ド、ネーム サーバのIPアドレスを入力し、[登録]ボタンを押します。 アクセスポイント電話番号、ユーザ名、パスワード、ネームサーバのIPア ドレスは、プ ロバイダから通知されたものを入力してください。 メッセージに従ってボタンを押すと、設定が登録されて「端末型プロバイ ダ接続」ペー ジへ戻ります。 MEMO  DNS サーバのアドレス情報がない場合は、空欄のままでかまいません。 自動的に[接続時に自動取得する]が選択されます。 19 [自動接続設定]が[する]になっていることを確認します。 これでルータのダイヤルアップ設定は完了です。 注意 自動接続を設定すると、パソコンやソフトウェアの設定により、意図しな い接続や課金が発生することがあります。自動接続したくないときは、 [し ない]を押して[自動接続設定]ボタンを押し、設定を解除してくだ さい。 20 ページ右上の[ネットボランチホームページ]を押します。 自動的にインターネットへ接続されて、NetVolanteのホームページが表 示されることを確 認してください。インターネットへ接続中は、ISDN B1 またはB2ランプが点灯します。 一定時間インターネットへアクセスしないと、自動的にプロバイダとの接 続が切れます。 MEMO プロバイダ登録を新規に行うと、自動的に発信制限が累積料金1万円、累 積通信時間50時間、累積発信回数1000回に設定されます。また連続接 続 時間も9時間に制限されるように設定されます。(→P.129) インターネットにつながらないときは 「端末型プロバイダ接続」ページに戻り、ブラウザの[更新(再読み込 み)]ボ タンを押すと、[最後の通信]のメッセージ欄に原因が表示され ます。メッセー ジの内容を確認し、[登録の修正]ボタンを押して設定内 容を確認してください。 MEMO プロバイダによっては、ダイヤルアップ用とメール用でユーザIDとパス ワ ードが異なる場合があります。プロバイダの接続情報書類をよくお読み く ださい。 DNSサーバのアドレス情報が[接続時に自動取得する]に設定されてい て プロバイダから自動取得できなかった場合には、最後の通信欄に赤字で [DNSサーバアドレスが取得できませんでした]と表示されます。 LANへの接続 LANへ接続するときは、リモートアクセスを開いて本機の擬似LAN機能に ダ イヤルアップ接続します。 1 コントロールパネルの[リモートアクセス]を開きます。 2 [接続]を押します。 本機の擬似LAN機能にダイヤルアップ接続し、LANにアクセスできるよう になります。 MEMO [リモートアクセス]のエイリアスを作り、[システムフォルダ]内の [起 動項目]フォルダに入れておくと、Macintosh起動後、「リモート アクセ ス」のウィンドウが開くようになります。[接続]ボタンを押せ ば、簡単 にLANへアクセスできます。 3-5 TA接続で設定する 本機は、TAとして使うことができます。インターネットに接続するには、 ネッ トワークの設定とダイヤルアップの設定を行います。 MEMO ネットワークゲームがうまくつながらないときやARAリモートアクセス サーバにしたいときなど、ダイヤルアップルータで接続できない場合に は、 TAとしてお使いください。ダイヤルアップルータ接続とTA接続を併 用 することもできます。 注意 設定を始める前に他のアプリケーションソフトをすべて終了してくださ い。 設定の途中で再起動が必要になるので、データが消失することがあり ます。 Windows 95/98の設定 Windows95/98の設定は、「RTA52i パソコンセットアップ ユーティリ ティ」を使って行います。ここではWindows98とInternet Explorer 5.0Jの画面を例に説明しています。Windows95の場合、画面表示が多少 異なりますが、操作は同じです。 注意 プロバイダ契約を解除または変更した時は、必ず本機の接続設定と、パソ コンのダイヤルアップネットワーク設定またはリモートアクセス設定(TA 接続利用時)の両方を削除または再設定してください。削除しないまま 使 っていると、回線業者やプロバイダから意図しない料金を請求される場 合 があります。 MEMO お使いのパソコンの仕様やソフトウェアの環境によっては、 「RTA52i パソコンセットアップ ユーティリティ」が正しく動作しないことがありま す。その場合は、ネットワークの設定とダイヤルアップネットワークの設 定を 手動で設定してください。(→P.108) 「RTA52i パソコンセットアップユーティリティ」でTA接続の設定を場 合、擬似LAN接続用の[RTA52i-LAN]アイコンも自動的に作成されま す。擬似LANで本機に接続することにより、電話機能などの設定がブラ ウ ザで行えるようになります。(→P.84) ネットワークとダイヤルアップ接続を設定する 1 POWERスイッチの「|」側を押して、本機の電源をオンにします。 2 [スタート]ボタンを押し、[プログラム]-[RTA52i ユーティリテ ィ]-[RTA52i パソコンセットアップ]を開きます。 3 メッセージの内容を確認し、[次へ]ボタンを押します。 問題がある場合は、[中止]ボタンを押して、問題を解決してからやり直 してください。 4 プロバイダ登録に必要な情報が揃っているかを確認し、[次へ]ボタンを 押します。 5 本機の電源やランプ表示を確認し、[次へ]ボタンを押します。 問題がある場合は、[中止]ボタンを押して、接続を確認してからやり直 してください。 6 [パソコンとRTA52iをシリアルで接続]を選択し、[次へ]ボタンを押 します。 7 [TA(ターミナルアダプタ)として使用]を選択し、[次へ]ボタンを押 します。 本機を接続したシリアルポートが検出されます。 MEMO シリアルポートの検出には、時間がかかる場合があります。 8 シリアルポートを確認し、[次へ]ボタンを押します。 MEMO 正しいシリアルポートが表示されないときやエラーメッセージが表示され たときは、本機の電源やシリアルケーブルの接続状態、他のソフトウェア がシリアルポートを使用していないかなどを確認してください。 9 プロバイダ名、ISDN対応アクセスポイント電話番号、ユーザ名、パスワー ド、ネーム サーバのIPアドレスを入力し、[次へ]ボタンを押します。 MEMO  プロバイダとMP接続の契約をしている場合は、[MP接続する]をチェッ クしてください。また、アクセスポイントは必ずMP対応の電話番号を入 力してください。 10 設定内容を確認し、[次へ]ボタンを押します。 11 メッセージの内容を確認し、[次へ]ボタンを押します。 パソコンのネットワーク設定が自動的に行われます。Windows95の場合 はWindowsの インストールCD-ROMをご用意ください。 12 パソコンの設定が終わったら、[再起動]ボタンを押します。 パソコンが再起動されます。 これでTA接続の設定は完了です。 13 Windows再起動時に「ネットワークパスワードの入力」ダイアログが表 示されたとき は、使用中のユーザー名とパスワードを入力し、[OK]ボ タンを押します。 MEMO 必ず[OK]ボタンを押してください。[キャンセル]ボタンを押して Windowsを起動すると、ここで設定されたプロバイダのユーザーID と パスワードを接続時に再入力する必要があります。 インターネットへ接続する 1 [マイコンピュータ]の[ダイヤルアップ ネットワーク]を開き、プロバ イダ名のアイコンを開きます。 2 [接続]ボタンを押します。 インターネットへ接続すると、「ダイヤル アップネットワーク(プロバイ ダ名)」ウィンドウが表示され、接続速度と接続時間が表示されます。接 続速度はプロバイダやアク セスポイントによって変わります。 MEMO [パスワードの保存]をチェックすると、次回からパスワードの入力が不 要になります。ただし、他の人に使われたくないときは、チェックしない でください。チェックしない場合は、接続のたびにパスワード入力が必要 になります。 3 ブラウザのアドレス入力欄に “http://NetVolante.jp/”と入力し、[enter]キー を押します。 NetVolanteのホームページが表示されることを確認してください。イン ターネットへ接 続中は、ISDN B1またはB2ランプが点灯します。 4 接続を解除するときは、[切断]ボタンを押します。 プロバイダとの接続が切れます Macintoshの設定 Macintoshの設定は、「RTA52i パソコンセットアップ ユーティリテ ィ」を使って行います。ここではMacOS 8.6とInternet Explorer 4.5Jの画面を例に説明しています。 MacOS8.0および8.1の場合は、先にMacOSのCD-ROMから「Apple Remote Access」のインストールを行ってください。 注意 プロバイダ契約を解除または変更した時は、必ず本機の接続設定と、パソ コンのダイヤルアップネットワーク設定またはリモートアクセス設定(TA 接続利用時)の両方を削除または再設定してください。削除しないまま 使 っていると、回線業者やプロバイダから意図しない料金を請求される場 合 があります。 MEMO お使いのパソコンの仕様やソフトウェアの状態によっては、「RTA52i パ ソコンセットアップ ユーティリティ」が正しく動作しないことがありま す。そ の場合は、ネットワークの設定を手動で設定を行ってください。 (→P. 114) ブラウザで電話機能などの設定を行いたいときは、「RTA52i パソコンセ ットアップ」で擬似LAN接続設定の手順1〜10を行い、[中断]ボタ ンを 押してください。(→P.85〜88)手順11以降の本機にプロバイダ 情報を 設定する操作は必要ありません。またTA接続と擬似LAN接続は、 リモー トアクセスの[ファイル]メニューの[設定]で切り替えることが できま す。 1 POWERスイッチの「|」側を押して、本機の電源をオンにします。 2 付属のCD-ROMをパソコンにセットし、[RTA52i パソコンセットアッ プ]フォル ダ内の[パソコンセットアップ]アイコンを開きます。 3 メッセージの内容を確認し、[開始]ボタンを押します。 問題がある場合は、[終了]ボタンを押して、問題を解決してからやり直 してください。 4 プロバイダ登録に必要な情報が揃っているかを確認し、[次へ]ボタンを 押します。 5 本機の電源やランプ表示を確認し、[次へ]ボタンを押します。 問題がある場合は、[中断]ボタンを押して、接続を確認してからやり直 してください。 6 [パソコンとRTA52iをシリアルで接続]を選択し、[次へ]ボタンを押 します。 7 [TA(ターミナルアダプタ)として使用]を選択し、[次へ]ボタンを押 します。 本機を接続したシリアルポートが検出されます。 8 プロバイダ名、ISDN対応アクセスポイント電話番号、ユーザ名、パスワー ド、ネーム サーバのIPアドレスを入力し、[設定]ボタンを押します。 MEMO  プロバイダとMP接続の契約をしている場合は、[MP接続する]をチェッ クしてください。また、アクセスポイントは必ずMP対応の電話番号を入 力してください。 9 シリアルポートを確認し、[次へ]ボタンを押します。 MEMO 正しいシリアルポートが表示されないときやエラーメッセージが表示され たときは、本機の電源やシリアルケーブルの接続状態、他のソフトウェア がシリアルポートを使用していないかなどを確認してください。 10 設定内容を確認し、[更新]ボタンを押します。 パソコンの設定が行われます。パソコンの状態によっては再起動する場合 があります。 11 パソコンの設定が終了したら、[終了]ボタンを押します。 これで、TA接続の設定は完了です。 インターネットへ接続する 1 コントロールパネルの[リモートアクセス]を開きます。 「リモートアクセス」ウィンドウが表示されます。 2 [接続]ボタンを押します。 パスワードを保存していないときは、パスワードを入力します。プロバイ ダへダイヤルし 始めます。インターネットへ接続すると、接続時間や転送 状況を示すバーが表示されます。 MEMO [パスワードを保存]をチェックすると、次回からパスワードの入力が不 要になります。ただし、他の人に使われたくないときは、チェックしない でください。チェックしない場合は、接続のたびにパスワード入力が必要 になります。 3 ブラウザのアドレス入力欄に “http://NetVolante.jp/”と入力 し、[return]キ ーを押します。 NetVolanteのホームページが表示されることを確認してください。イン ターネットへ接 続中は、ISDN B1またはB2ランプが点灯します。 4 接続を切るときは、「リモートアクセス」ウィンドウの[接続を切る]ボ タンを押しま す。 プロバイダとの接続が切れます。 3-6 手動でネットワーク機能を設定する 2台目以降のパソコンを設定する場合や、ユーティリティソフトが正しく 動作しない場 合は、手動でネットワーク機能を設定します。ネットワーク 機能の設定は、LANに接 続されているすべてのパソコンで行ってくださ い。 Windows 95/98のネットワーク設定 Windows 95/98の場合は、ネットワーク機能の設定を行います。ネット ワークボードが 装着されていないときは、先にネットワークボードのイン ストールを行ってください。 注意 プロバイダ契約を解除または変更した時は、必ず本機の接続設定と、パソ コンのダイヤルアップネットワーク設定またはリモートアクセス設定(TA 接続利用時)の両方を削除または再設定してください。削除しないまま 使 っていると、回線業者やプロバイダから意図しない料金を請求される場 合 があります。 設定を始める前にLANボードまたはLANカードが正しく動作しているこ と を確認してください。正しく動作していないと、設定が行えません。正し く動作していない場合は、先にLANボードまたはLANカード の問題を解決 してから設定を行ってください。 1 [コントロール パネル]の[ネットワーク]を開き、リストに" TCP/IP-->(ネットワークボード名)"があるかを確認します。 ない場合は[追加]ボタンを押して、[プロトコル]の追加で [Microsoft]の[TCP/IP] を追加します。 2 リストの[ TCP/IP -->(ネットワークボード名)]を選択し、[プロ パティ]ボタ ンを押します。 3 [IPアドレス]タブの[IPアドレスを自動的に取得]を選択し、[OK] ボタンを押し ます。 4 [OK]ボタンを押して「ネットワーク」ウィンドウを閉じ、設定を変更し た場合は、パ ソコンを再起動します。 Macintosh(TCP/IP)のネットワーク設定 Macintoshでは、ネットワーク機能を行います。ネットワーク機能の設定 は、 LANに接続されているすべてのパソコンで行ってください。ここで は、"TCP/ IP"コントロールパネルを例に説明しています。 注意 プロバイダ契約を解除または変更した時は、必ず本機の接続設定と、パソ コンのダイヤルアップネットワーク設定またはリモートアクセス設定(TA 接続利用時)の両方を削除または再設定してください。削除しないまま 使 っていると、回線業者やプロバイダから意図しない料金を請求される場 合 があります。 1 コントロールパネルの[TCP/IP]を開き、[経由先]を"Ethernet"、 [設定方法]を "DHCPサーバを参照"に設定します。 MEMO MacOS9(MacOS8.6のiMacやG4の一部やiBookを含む)の場合、 DHCP サーバ機能が正常に動作しないことがあります(→ユーザーズマ ニュアル  7-1) 2 設定が終わったら、「TCP/IP」ウィンドウを閉じて設定を保存します。 3-7 手動でTA接続を設定する ユーティリティソフトが正しく動作しない場合やソフトウェアの使用環境 が違 う場合は、手動でネットワークとダイヤルアップを設定します。 Windows95/98のTA接続設定 Windows 95/98の場合は、ネットワーク機能の設定とダイヤルアップネ ットワークの設 定を行います。 注意 プロバイダ契約を解除または変更した時は、必ず本機の接続設定と、パソ コンのダイヤルアップネットワーク設定またはリモートアクセス設定(TA 接続利用時)の両方を削除または再設定してください。削除しないまま 使 っていると、回線業者やプロバイダから意図しない料金を請求される場 合 があります。 ネットワーク機能の設定 Windows95の場合は、ネットワーク機能のインストールと設定を行いま す。 1 [マイコンピュータ]を開き、[ダイヤルアップネットワーク]フォルダ があるかを確認 します。 [ダイヤルアップネットワーク]フォルダがない場合は、[コントロール パネル]の[アプリケーションの追加と削除]を開き、[Windowsファ イル]タブの[通信]-[ダイヤ ルアップネットワーク]をチェックし て、WindowsのインストールCD-ROMから追加 インストールしてくだ さい。 2 [コントロール パネル]の[ネットワーク]を開き、リストに" TCP/IP−>ダイヤルアップ アダプタ"があるかを確認します。 ない場合は[追加]ボタンを押して、[プロトコル]の追加で [Microsoft]の[TCP/IP]を 追加します。リストに TCP/IPが表示 されたら、「ネットワーク」ウィンドウを閉じます。 モデムの設定 1 [コントロールパネル]の[モデム]を開きます。 「モデム ウィザード」ウィンドウが表示されます。 「モデムのプロパティ」ウィンドウが表示されたときは、[追加]ボタン を押します。 ノートパソコンでモデムの種類を選択する画面が表示されたときは、[そ の他]を選択 して[次へ]ボタンを押します。 2 「モデムを一覧から選択するので検出しない」をチェックし、[次へ]を 押します。 3 付属のCD-ROMをセットしてから[ディスク使用]ボタンを押し、[参 照]ボタンを 押してCD-ROMドライブを選択します。 4 プロバイダの回線速度に合わせて[RTA52i xxxx]を選択して[次 へ]を押します。 擬似LAN接続の場合は[RTA52i (Sync) ]を選択してください。  プロバイダの回線速度 選択項目名  非同期2400, 4800, 9600, 19.2k, 38.4k, 57.6k RTA52i  (Async)  同期64k, 擬似LAN RTA52i (Sync)  同期128k(シリアル速度115.2kbit/s以下) RTA52i (MP)  同期128k(シリアル速度230.4kbit/s) RTA52i (MP)230400 MEMO プロバイダとMP接続の契約をしている場合は、お使いのパソコンのシリ アルポート速度に合わせて、[RTA52i(MP)]または [RTA52i(MP) 230400]を選択してください。(→パソコンの取扱 説明書) また、アクセスポイントは必ずMP対応の電話番号を入力してください。 MP接続を選択した場合には、別途「TA接続によるMP」の設定も必要 と なります。(→ユーザーズマニュアル第6章「6-3 128Kbit/sで接続 する」) 5 シリアルケーブルを接続したシリアルポート名を選択して[次へ]ボタン を押し、[完 了]ボタンを押します。 リストにRTA52iが追加されたことを確認したら、「モデム ウィザード」 ウィンドウを閉じます。 ダイヤルアップ接続の設定 1 [マイコンピュータ]の[ダイヤルアップ ネットワーク]を開き、[新し い接続]アイコンを開きます。 [新しい接続]アイコンがない場合には、「ダイヤルアップネットワークへ ようこそ」の 画面が現れますので、[次へ]ボタンを押します。 2 プロバイダ名とモデム名を入力し、[次へ]ボタンを押します。 3 ISDN対応アクセスポイントの電話番号を入力して[次へ]ボタンを押し、 [完了]ボ タンを押します。 「ダイヤルアップ ネットワーク」フォルダ内に登録したプロバイダ名のア イコンが表示 されます。 4 プロバイダのアイコンを選択し、ファイルメニューの[プロパティ]を選 択します。 5 [サーバーの種類]タブを押します。 6 [使用できるネットワーク プロトコル]の[TCP/IP]にチェックを付け て[NetBEUI] と[IPX/SPX互換]のチェックを外し、[TCP/IP設定] ボタンを押します。 7 「ネームサーバーアドレスを指定」を選択してプロバイダから指定された ネームサーバ のIPアドレスを入力し、各ウィンドウの[OK]ボタンを押 してウィンドウを閉じます。 これで、インターネット接続の設定が完了しました。 MEMO  プロバイダからDNSサーバのアドレスが通知されない場合は、[サーバー が割り当てたネームサーバアドレス]を選択します。 MacintoshのTA接続設定 Macintoshでは、ネットワーク機能の設定とリモートアクセス(PPP)の 設定を 行います。作業を始める前に、RTA52i用CCLファイルを付属の CD-ROMの [CCLファイル]フォルダから[システムフォルダ]-[機能 拡張]-[Modem Scripts]フォルダ内へコピーしてください。 ここではMacOS 8.6の画面を例に説明しています。 注意 プロバイダ契約を解除または変更した時は、必ず本機の接続設定と、パソ コンのダイヤルアップネットワーク設定またはリモートアクセス設定(TA 接続利用時)の両方を削除または再設定してください。削除しないまま 使 っていると、回線業者やプロバイダから意図しない料金を請求される場 合 があります。 ネットワーク機能の設定 コントロールパネルの[TCP/IP]と[モデム]を設定します。 1 コントロールパネルの[TCP/IP]を開き、[経由先]を"PPP"、[設定 方法]を "PPPサーバを参照"に設定して、[ネームサーバアドレス]欄に プロバイダから入手したネー ムサーバのIPアドレスを設定します。 設定が終わったら、「TCP/IP」ウィンドウを閉じます。 2 コントロールパネルの[モデム]を開き、[経由先]を接続したポート、 [モデム]の種 類をプロバイダの通信速度に合った"RTA52i XXXX"、 [ダイヤル]の種類を"トーン"に設定します。 設定が終わったら、「モデム」ウィンドウを閉じます。  プロバイダの回線速度 選択項目名  非同期38.4k RTA52i 38.4k  非同期57.6k RTA52i 57.6k  同期64k(制御文字変換なし) RTA52i 64k  同期64k(制御文字変換あり) RTA52i 64k(v1.2)  同期128k(制御文字変換なし) RTA52i MP  同期128k(制御文字変換あり) RTA52i MP(v1.2) MEMO プロバイダとMP接続の契約をしている場合は、[ RTA52i (MP)]を選択 してください。また、アクセスポイントは必ずMP対応の電話番号を入 力 してください。 MP接続を選択した場合には、別途「TA接続によるMP」の設定も必要 と なります。(→ユーザーズマニュアル第6章「6-3 128Kbit/sで接続 する」) 同期接続では通常は制御文字変換なし([RTA52i 64k]または [RTA52i MP])を使用してください。 ダイヤルアップ接続の設定 MEMO MacOS8.1以前でアップルリモートアクセスをインストールしていない 場 合は、コントロールパネルの「PPP」を開いてください。設定操作は「リ モートアクセス」と同じです。 1 コントロールパネルの[リモートアクセス]を開き、プロバイダから入手 したユーザ IDとパスワード、ISDN対応アクセスポイントの電話番号を設 定します。 設定が終わったら、「リモートアクセス」ウィンドウを閉じます。 MEMO [パスワードを保存]をチェックすると、次回からパスワードの入力が不 要になります。ただし、他の人に使われたくないときは、チェックしない でください。チェックしない場合は、接続のたびにパスワード入力が必要 になります。 第4章 ルータを使ってみよう この章では、ダイヤルアップルータでインターネットに接続する時の基本 的な操作や知って おいてほしい知識について説明しています。使い始める 前に、ご一読ください。 4-1 インターネット接続を開始する 118 自動で接続する 118 ボタンで接続する 119 4-2 インターネット接続を終了する 120 自動で切断する 120 ボタンで切断する 120 4-3 ルータの動作状態を確認する 121 ランプで確認する 121 ディスプレイで確認する 122 かんたん設定ページで確認する 123 4-4 料金情報をリセットする 126 4-5 プロバイダ接続を制限する 129 4-6 不審な自動接続が見つかったときは 134 通信記録の見かた 135 原因になりやすい設定項目 137 4-1 インターネット接続を開始する ダイヤルアップルータは、LAN内の情報を監視し、インターネットへのア クセ スが必要になると自動的に接続します。通常は、ホームページやメー ルを見る 操作をするだけで、インターネットの接続・切断が自動的に行わ れます。また、 本機のボタンを押して手動でルータ接続を行うこともでき ます。 自動接続をするかしないかは、「かんたん設定ページ」の[プロバイダ接 続]ペー ジで変更することができます。手動接続をする場合は、あらかじ め「CONN/ DISCボタンによる手動接続/切断設定」で変更する必要があ ります。初期設定 では、手動接続は[しない]、手動切断は[する]に設 定されています。 注意 お使いのソフトウェアの設定により、定期的にインターネットに接続され て、電話料金が異常に多くなることがあります。ときどき接続ログを見 て、 意図しない接続がないか、確認してください。(→P.134) ソフトウェアによっては、意識的に起動しなくてもパソコン使用中に自動 的に動作しているものがあり、知らないうちに自動発信を繰り返している 場合があるので、十分注意してください。(→P.134) MEMO CONN/DISCボタンでアナログポートやTAの接続はできません。 自動で接続する 自動接続の場合は、接続のための操作はありません。ブラウザでURLを入 力し たり、メールソフトで送信や受信の操作を行うだけで、自動的に接続 されます。 1 ブラウザのアドレス入力欄にURLを入力し、[enter]キーを押します。 自動的にインターネットへ接続され、ホームページが表示されます。 インターネットへ接続されているときは、 ISDN B1またはB2ランプが点 灯し、ディスプレイに「PPxx: 00:00:00(接続時間)」が表示されま す。 一定時間アクセスがないと、自動的に切断されます。 ボタンで接続する 「かんたん設定ページ」で[CONN/DISCボタンによる手動接続]の設定 を[す る]にしてある場合は、本機のボタンを押して手動で接続を行うこ とができま す。この機能を使うときは、先に「かんたん設定ページ」で設 定を行ってくだ さい。 MEMO 本機の初期設定は、[CONN/DISCボタンによる手動接続]が[しない] になっています。また、接続先は「かんたん設定ページ」で指定したプロ バイダになります。 1 [CONN/DISC]ボタンを2秒以上押し続けます。 ISDN B1またはB2ランプが点灯し、ディスプレイに「PPxx: 00:00:00 (接続時間)」 が表示されて、インターネットへ接続されます。 4-2 インターネット接続を終了する ダイヤルアップルータは、LAN内から一定時間インターネットへのアクセ スが ないと、次の課金単位時間(初期設定では3分毎)で自動切断しま す。切断条 件の設定は、「かんたん設定ページ」で変更することができま す。 また、本機のボタンを押して手動で切断することもできます。 注意 お使いのソフトウェアの設定により、定期的にインターネットに接続され て、電話料金が異常に多くなることがあります。ときどき接続ログを見 て、 意図しない接続がないか、確認してください。(→P.134) ソフトウェアによっては、意識的に起動しなくてもパソコン使用中に自動 的に動作しているものがあり、知らないうちに自動発信を繰り返している 場合があるので、十分注意してください。(→P.134) MEMO CONN/DISCボタンでアナログポートやTAの切断はできません。 自動で切断する 自動接続の場合は、切断のための操作はありません。ブラウザによるアク セス や、メールソフトでの送受信操作を行わなくなると、自動的に切断さ れます。 1 インターネットへのアクセスをやめます。 次の課金単位時間(初期設定では3分毎)で自動切断されます。 切断されると、 ISDN B1またはB2ランプが消灯し、ディスプレイに 「PPxx: セツダ ン」および電話料金が表示されます。 ボタンで切断する 1 [CONN/DISC]ボタンを1秒以上押し続けます。 インターネット接続が切断され、点灯していた ISDN B1またはB2ランプ が消灯し、ディスプレイに「PPxx: セツダン」および電話料金が表示 されます。 MEMO 本機の初期設定は、[CONN/DISCボタンによる切断]が[する]になっ ています。ボタン切断の設定は「かんたん設定ページ」で変更できます。 4-3 ルータの動作状態を確認する ルータの動作状態は、ランプやディスプレイ、簡単設定ページで確認する こと ができます。 ランプで確認する 前面のランプは、次の状態を示します。 MSG: 点滅 プロバイダのメールサーバにメー ルが着信していることを示 します。点滅回数で登録したサーバの 番号を表示します。使用するには、 かんたん設定ページでメール サーバの登録が必要です。 L1: 点灯 ISDN回線または専用線が正常な 状態を示します。    消灯 ISDN回線または専用線が使用で きない状態を示します。 B1: 点灯 B1チャネルを使用している状態 を示します。    消灯 B1チャネルが空いている状態を 示します。 B2: 点灯 B2チャネルを使用している状態 を示します。    消灯 B2チャネルが空いている状態を 示します。 LAN: 点灯 LANが使用可能な状態を示します。 点滅 LANにデータが流れていることを 示します。 消灯 LANが使用不可能な状態を示しま す。 SERIAL: 点灯 シリアルポートが使用可能な状態 を示します。 点滅 シリアルポートにデータが流れて いることを示します。 消灯 シリアルポートが使用不可能な状 態を示します。 POWER: 点灯 電源が入っていることを示します。 点滅 停電状態でバックアップ電池によ る動作中を示します。 消灯 電源が切れているまたは停電して いることを示します。 ディスプレイで確認する 前面のディスプレイには、さまざまな情報が表示されます。ただし、停電 状態 でバックアップ電池による動作をしているときは表示されません。 ISDN回線の場合 ●通常状態 2000年01月01日 現在の日付       00:00:00 現在の時間 ●インターネット自動接続状態 PP01: 00:00:00 プロバイダ番号、接続時間 0123456789 接続先の電話番号 ●インターネット切断時 PP01:  セツダン プロバイダ番号    16      20円 切断コード、通話料金 ●TA接続状態 TA:   00:00:00 シリアルポート、接続時間 0123456789 接続先の電話番号 ●電話機発信状態 TEL1:  ハッシン TELポート番号 0123456789 接続先の電話番号 ●電話機使用状態 TEL1: 00:00:00 TELポート番号、接続時間 0123456789 接続先の電話番号 ●電話機切断時 TEL1:  セツダン TELポート番号    16       60円 切断コード、通話料金 専用線の場合 ●インターネット接続状態 センヨウセン64k 回線の種類 ■■■■■■     60% データ送受信のグラフ表示 かんたん設定ページで確認する 「かんたん設定ページ」では、より詳しい状態や通信記録を見ることがで きま す。ここでは、Windows 98でInternetExplorer 5.0Jを使った例 に説明します。 かんたん設定ページを開く MEMO Windows 95/98の場合は、[スタート]ボタン-[プログラム]- [RTA52i ユーティリティ]-[RTA52i かんたん設定ページ]でも開く ことができます。 1 ブラウザを開き、ファイルメニューの[開く]を選択します。 2 "http://192.168.0.1/"と入力して[OK]ボタンを押します。 「ユーザ名とパスワードの入力」ウィンドウが表示されます。 ルータのIPアドレスを変更している場合は、 "http://(ルータのIPアド レス)/"を入力してください。 3 ルータの管理パスワードまたはログインパスワードを入力して[OK]ボタ ンを押しま す。 本機に内蔵の「RTA52iへようこそ」が表示されます。 インターネット接続状態を見る 1 [手動接続/切断]を押します。 「手動接続/切断」ページが表示されます。 「手動接続/切断」ページには、現在の接続状態が表示されています。登 録済みのプロ バイダ毎に手動接続または切断が行えます。 通信記録を見る 1 [料金/通信記録]を押します。 「料金/通信記録」ページが表示されます。 「料金/通信記録」ページには、各ポート毎の料金や通話時間、通話毎の 記録、着信転 送件数、メールの着信件数、転送件数が表示されます。 MEMO 通信料金はNTTから通知される料金を累積して表示しています。NTTの 割 引サービスやNTT以外の回線業者の料金は反映されていません。 プロバイダ接続やLAN間接続の累積情報が発信制限に達している場合は、 赤字で表示されます。その場合は、発信制限の値の見直しや料金のクリア により発信できるようになります。 4-4 料金情報をリセットする 課金制限に達してプロバイダ接続できなくなった場合や定期的に累積制限 を管 理したい場合など、累積料金をリセットしたいときは、「かんたん設 定ページ」 の「料金設定」ページで行います。 MEMO Windows 95/98の場合は、[スタート]ボタン-[プログラム]- [RTA52i ユーティリティ]-[RTA52i かんたん設定ページ]でも開く ことができます。 1 ブラウザを開き、ファイルメニューの[開く]を選択します。 2 "http://192.168.0.1/"と入力して[OK]ボタンを押します。 「ユーザ名とパスワードの入力」ウィンドウが表示されます。 ルータのIPアドレスを変更している場合は、 "http://(ルータのIPアド レス)/"を入力してください。 3 ルータの管理パスワードを入力して[OK]ボタンを押します。 本機に内蔵の「RTA52iへようこそ」が表示されます。 4 [かんたん設定]を押します。 「かんたん設定」ページが表示されます。 5 [システム管理]を押します。 6 [料金設定]を押します。 「料金情報」ページには、各プロバイダ毎や各ポート毎の通話料金合計が 表示されます。 また、料金合計をリセットすることもできます。 7 $B%j%;%C%H$9$k$H$-$O!"9`L\$N!N%/%j%"!O%\%?%s$r2!$7$^$9!# 料金合計がリセットされます。 MEMO 各ポート毎に定期的に自動リセットすることができます。定期的にリセッ トしたいときは、各ポート毎にリセットする日付と時刻を設定します。 また、[自動クリアの実行日時を一括して設定する]をチェックし、日付 と時刻を入力すると、すべての項目を一度にまとめて設定することができ ます。 4-5 プロバイダ接続を制限する 本機は切断タイマと発信制限に条件を設定することができます。これによ り、 通信料金の使いすぎや回線がつながりっぱなしになったまま気づかず にいたと いうトラブルを軽減することができます。 注意 本機の料金表示は、NTTの料金通知情報を累積したものです。NTTの割 引 サービスや他の回線業者の料金は反映されていません。実際の料金につ い ては、回線業者およびプロバイダの請求書を確認してください。 MEMO Windows 95/98の場合は、[スタート]ボタン-[プログラム]- [RTA52i ユーティリティ]-[RTA52i かんたん設定ページ]でも開く ことができます。 1 ブラウザを開き、ファイルメニューの[開く]を選択します。 2 "http://192.168.0.1/"と入力して[OK]ボタンを押します。 「ユーザ名とパスワードの入力」ウィンドウが表示されます。 ルータのIPアドレスを変更している場合は、 "http://(ルータのIPアド レス)/"を入力してください。 3 ルータの管理パスワードを入力して[OK]ボタンを押します。 本機に内蔵の「RTA52iへようこそ」が表示されます。 4 [かんたん設定]を押します。 「かんたん設定」ページが表示されます。 5 [プロバイダ接続]を押します。 すでに基本的な設定が行われていると仮定しています。 設定が済んでいな い場合にはスタートマニュアル第2章を参照して設定してください。 6 プロバイダ名の右の[登録の修正]ボタンを押します。 7 [オプション設定]を押します。 8 切断タイマの制限条件を設定する場合は、項目をチェックして条件値を入 力します。 ●課金される単位時間毎に通信の有無を監視して自動切断する 3分10円などの課金単位で自動切断したいときは、この項目をチェックし ます。 契約内容に合わせて昼間や深夜の単位時間を変えることができま す。 ●タイマで通信の有無を監視して自動切断する アクセスしない時間によって自動切断したいときは、この項目をチェック します。 ●深夜時間帯 上記の2項目で深夜時間の設定を指定するときは、この項目をチェック し、深 夜の時間帯を入力します。通常のNTT通話料金では、23:00〜 8:00が深夜料 金扱いになります。 ●タイマによる自動切断を禁止する時間帯を指定する テレホーダイを利用している場合、利用時間帯に自動切断しないよう設定 したいときは、この項目をチェックし、時間帯を入力します。 ●タイマに関係なく連続通信時間XXX分で強制的に切断する 連続通信時間を監視して切断したいときは、この項目をチェックします。 初期 値は、540分(9時間)に設定されています。 9 発信制限の条件を設定する場合は、項目をチェックして条件値を入力しま す。 ●累積料金がXXXXX円以上になったら接続を行わない プロバイダ接続の累積料金で制限したいときは、この項目をチェックし、 金額 を設定します。初期値は1万円に設定されています。 ●累積接続時間がXXXXX時間以上になったら接続を行わない プロバイダ接続の累積接続時間で制限したいときは、この項目をチェック し、 時間を設定します。初期値は50時間に設定されています。 ●累積発信回数がXXXXX回以上になったら接続を行わない プロバイダ接続の累積発信回数で制限したいときは、この項目をチェック し、 回数を設定します。初期値は1000回に設定されています。 10 画面下にある[登録]ボタンを押します。 4-6 不審な自動接続が見つかったときは 自動接続機能でインターネットへ接続している場合で、料金情報や通信記 録を 見て使った覚えのない通話料金があった場合は、パソコンのソフトウ ェアや機 器が自動的にインターネットへアクセスしている疑いがありま す。ソフトウェ アによっては、意識的に起動しなくてもパソコン使用中に 自動的に動作してい るものがあり、知らないうちに自動発信を繰り返して いる場合があります。 放置すると、多額の通話料金になる場合がありますので、こまめに料金や 通話 記録を確認してください。 次のような場合は、特にご注意ください。 ○ 本機を使い始めた時 ○ 本機のプロバイダ接続設定を変更した時 ○ パソコンのダイヤルアップネットワーク設定を変更した時 ○ MP接続を設定した時 ○ LAN接続とTA接続を併用または切り替えた時 ○ パソコンに新しいソフトウェアをインストールした時 ○ ネットワークに新しいパソコンやネットワーク機器、周辺機器などを接 続した時 ○ 本機のファームウェアをリビジョンアップした時 ○ その他、いつもと違う操作を行ったり、通信の反応に違いを感じた時な ど 注意 プロバイダ契約を解除または変更した時は、必ず本機の接続設定と、パソ コンのダイヤルアップネットワーク設定またはリモートアクセス設定(TA 接続利用時)の両方を削除または再設定してください。削除しないまま 使 っていると、回線業者やプロバイダから意図しない料金を請求される場 合 があります。 MP接続に対応していないプロバイダに対して、MP接続の設定や発信は 絶 対に行わないでください。意図しない料金を請求される場合があります。 通信記録の見かた 料金/通信記録ページ 「料金/通信記録」ページでは、各ポート毎の累積料金や累積接続時間、 累積発 信回数、累積着信回数、通信毎の履歴を調べることができます。 ●料金情報 プロバイダごとの累積料金や累積接続時間、累積発信回数、累積着信回数 が表 示されています。 ●通信履歴 発信日付、発信時刻、通信種別、通話時間、通話料金、切断コード、相手 先の 番号が新しい順に100件まで記録されています。通信種別がPPxxと なっている 通話が、プロバイダ(またはLAN間接続相手)へ接続した通話 です。 ログ情報の見かた 「システム管理」の「内部情報」ページでは、自動接続のきっかけになっ たアク セスの情報をSyslog表示で調べることができます。 意図しないアクセスが多いときは、アクセス先ホストのIPアドレスやアク セス時間 (もしくは間隔)などを手がかりに、どのアプリケーションソフ トもしくは機器がアク セス要求を出しているかを調べて原因を探してくだ さい。 ●アクセス例1 PP[01] IP Comencing : TCP 192.168.0.2:1273 > 133.176.220.31:80 プロバイダ番号    パソコンのIPアドレス  アクセス先のIPアドレ ス 上記のアクセス例では、LAN内のパソコン(192.168.0.2)からインター ネット のホスト(133.176.220.31)へのアクセス要求をきっかけに、プ ロバイダへの自 動接続を開始しています。 ●アクセス例2 PP[01] IP Commencing: UDP 192.168.0.2:1024 > DNSサーバ:53 (DNS Query [windowsupdate.microsoft.com]) 上記のアクセス例では、LAN内のパソコン(192.168.0.2)からDNSサー バへイ ンターネットのホスト(windowsupdate.microsoft.com)のIP アドレスを調べる 問い合わせ要求をきっかけに、プロバイダへの自動接続 を開始しています。 原因になりやすい設定項目 不審なインターネットアクセスの原因になる設定項目には、次のようなも のが あります。OSを使い始めるときや、新しいソフトウェアをインスト ールしたと きは、例を参考に設定を見直してください。 頻繁に発信している場合 パソコンのネットワーク設定のDNS設定値を確認してください。インター ネッ ト上のDNSサーバのIPアドレスが指定されていると、頻繁にアクセス する場合 があります。 パソコンを起動するたびに発信している場合 アクティブデスクトップを表示している場合、表示の設定内容により、起 動す る度にインターネットへアクセスしている場合があります。また、パ ソコン起 動時に自動的に開くソフトウェアが有る場合は、[スタート]ボ タンの[スター トアップ]項目を確認してください。スタートアップに登 録されているソフト ウェアの設定を確認し、自動アップデートなどの機能 が有る場合は、設定を変 更してください。 ●コントロールパネルの[画面]設定 定期的に発信している場合 1日に何回も発信している場合は、Internet Explorerのチャンネルを購 読している場合やWindows updateを利用している場合、メールの自動送 受信が設定され ている場合などが考えられます。各パソコンの該当するソ フトウェア設定を確 認してください。 1日に数回の場合は、ハードウェアのメンテナンスプログラムやNTPサー バ(イ ンターネット自動時刻サーバ)の設定を確認してください。 ●購読チャンネルのプロパティ ●Outlook Expressの[オプション]設定 ソフトウェアを開くたびに発信している場合 インストールしたソフトウェアの環境設定(初期設定)を確認し、自動ア ップ デートなどの機能が有る場合は、設定を変更してください。 ●Internet Explorerの[インターネットオプション]設定 付録 付録では、スタートマニュアルの索引を収録しています。 索引 142 索引 英数字 10BASE-Tポート 11 B1ランプ 121 B2ランプ 121 [CONN/DISC]ボタン 119,120 DSU 17,31 DSUスイッチ 17,18,31,32 FAX機器の接続 19 HUB 25,33 IPアドレス設定 66 ISDN S/Tポート 18,32 ISDN Uポート 17,31 ISDN回線 8 ISDN回線の接続 16 ISDNケーブル 18,32 ISDN付加サービス 9 i・ナンバー 9 L1ランプ 21,121 LANカード 12 LANケーブル 25,33 LANボード 11 LANポート 11 LANポートの接続 24 LANランプ 27,121 Macintosh変換ケーブル 28 MSGランプ 121 POWERランプ 121 SERIALランプ 29,121 TA接続のインターネット接続操作 Macintosh 104 Windows 99 TA接続の設定 Macintosh 100 Windows 94 UPLINKポート 25,33 ア行 アースコード 20,35 アース端子 20,35 インストール Macintosh 41 Windows 40 カ行 かんたん設定ページ 123 擬似LAN接続の設定 Macintosh 85 Windows 75 擬似LANのLAN接続操作 Macintosh 93 Windows 84 コールウェイティング 9 サ行 サブアドレス通知 9 三者通話 9 自動アップデート 137 自動接続 118 自動切断 120 手動接続 119 手動切断 120 手動接続 124 シリアルケーブル 28 シリアルポートの接続 28 接続情報 10 専用線 8 専用線接続契約 10 専用線接続の設定 Macintosh 67 タ行 ターミネータスイッチ 22,37 ダイヤルアップ接続の設定 Macintosh 50 ダイヤルイン 9 端末型ダイヤルアップ接続契約 10 着信転送 9 チャンネル 138 通信記録 135,136 通信中着信サービス 9 通信中転送 9 ディスプレイ 122 電源コード 20,35 電源の接続 20,35 電池カバー 14 電話機の接続 19 ナ行 ネットワークアドレス 66 ネットワーク機能の設定 Windows 108 ネットワーク設定 Macintosh 107 Windows 105 ハ行 パソコンセットアップ ユーティリ ティ 40 バックアップ電池 14 発信者番号通知 9 発信制限 129 不審な自動接続 134 フレックスホン 9 ブロードキャストアドレス 66 プロバイダとの契約 10 マ行 モジュラーケーブル 17,19,31 ヤ行 ユーザ間情報通知 9 ユーティリティソフト 40 ラ行 料金情報通知 9 ルータの動作確認 21