14.3 トンネルインタフェースの接続種別の設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]

トンネルインタフェースの接続種別を、接続先を 1 箇所だけ持つ point-to-point トンネル、もしくは、複数の接続先を持つ point-to-multipoint トンネル(マルチポイントトンネル)に設定する。

role オプションは type に multipoint を設定した場合のみ設定可能なオプションで、マルチポイントトンネルでは同一のトンネルに接続する複数のルーターの中から server と client をそれぞれ 1 台以上指定する必要がある。

[ノート]

マルチポイントトンネルはハブ・アンド・スポーク型の構成を基本構成とし、通常はハブ・ルーターの role オプションのみに server を指定する。なお、Rev.15.02.22 より前の RTX830 は、server を指定できない。


RTX1210 は、Rev.14.01.20 以降で使用可能。
RTX5000 / RTX3500 は Rev.14.00.26 以降で使用可能。

[拡張ライセンス対応]

RTX830 は、拡張ライセンス (YSL-VPN-EX1) がインポートされているときに role オプションに server を指定可能。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3510, RTX3500, RTX1300, RTX1220, RTX1210, RTX830