14.13 マルチポイントトンネルで接続する相手の最大数の設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]

選択されているトンネルインタフェースで接続できる相手の最大数を設定する。本コマンドは tunnel type コマンドの接続種別に multipoint、role オプションに server が設定されているトンネルインタフェース(マルチポイントトンネルのサーバー側のトンネルインタフェース)で有効になる。

すべてのトンネルインタフェースの接続相手の合計数の上限は各機種ごとに定められているトンネル最大対地数となる。そのため、複数のトンネルインタフェースを使用する場合は、本コマンドで設定した最大数の制限だけでなく、各機種ごとのトンネル最大対地数の制限も受ける。接続相手の数が本コマンドで設定した最大数を下回っている場合でも、すべてのトンネルインタフェースの合計数が各機種ごとのトンネル最大対地数に達している場合は新たに接続することはできない。

[ノート]


RTX1210 は Rev.14.01.20 以降で使用可能。
RTX5000 / RTX3500 は Rev.14.00.26 以降で使用可能。
RTX830 は Rev.15.02.22 以降で使用可能。ただし、拡張ライセンスがインポートされていないときは使用不可。

[拡張ライセンス対応]

RTX830 は、拡張ライセンス (YSL-VPN-EX1) がインポートされているときに本コマンドを使用可能。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3510, RTX3500, RTX1300, RTX1220, RTX1210, RTX830