[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
stac0 | Stac LZS で圧縮する |
stac | Stac LZS で圧縮する |
cstac | Stac LZS で圧縮する ( 接続相手が Cisco ルーターの場合 ) |
mppe-40 | 40bit MPPE で暗号化する |
mppe-128 | 128bit MPPE で暗号化する |
mppe-any | 40bit,128bit MPPE いずれかの暗号化を行う |
none | 圧縮しない |
選択されている相手について[PPP,CCP]圧縮方式を選択する。
Van Jacobson Compressed TCP/IP との併用も可能である。
type に stac を指定した時、回線状態が悪い場合や、高負荷で、パケットロスが頻繁に起きると、通信が正常に行えなくなることがある。このような場合、自動的に「圧縮なし」になる。その後、リスタートまで「圧縮なし」のままである。このような状況が改善できない時は、stac0 を指定すればよい。ただしその時は接続先も stac0 に対応していなければならない。stac0 は stac よりも圧縮効率は落ちる。
接続相手が Cisco ルーターの場合に stac を適用すると通信できないことがある。そのような場合には、設定を cstac に変更すると通信が可能になることがある。
mppe-40,mppe-128,mppe-any の場合には 1 パケット毎に鍵交換される。MPPE は Microsoft Point-To-Point Encryption(Protocol) の略で CCP を拡張したものであり、暗号アルゴリズムとして RC4 を採用し、鍵長 40bit または 128bit を使う。暗号鍵生成のために認証プロトコルの MS-CHAP または MS-CHAPv2 と合わせて設定する。
RTX5000、RTX3510、RTX3500 では stac0,stac,cstac,none の指定が可能。