28.17 インタフェースの状態変化時、OSPF に外部経路を反映させる時間間隔の設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


ルーターのインタフェースの状態が変化したとき、OSPF に外部経路を反映させる時間の間隔を設定する。


OSPF ではインタフェースの状態変化を1秒間隔で監視し、変化があれば最新の外部経路を自身に反映させるが、インタフェースの状態変化が連続して発生するときは、複数の外部経路の反映処理が time で指定した秒数の間隔でまとめて行われるようになる。

[ノート]


複数のトンネルが一斉にアップすることがあるような環境では、本コマンドの値を適切に設定することで、OSPF や BGP の外部経路の導入によるシステムへの負荷を軽減することができる。
本コマンドの設定値は、BGP への外部経路の反映にも影響する。本コマンドと bgp reric interval コマンドの設定値が食い違う場合には、本コマンドの設定値が優先して適用される。
本コマンドの設定は、経路の変化や IP アドレスの変化に対する OSPF や BGP の動作には関係しない。また本コマンドの設定値は、ospf configure refresh コマンドを実行しなくても即時反映される。


RTX1210 は Rev.14.01.16 以降で使用可能。
RTX5000、RTX3500 は Rev.14.00.21 以降で使用可能。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3510, RTX3500, RTX1300, RTX1220, RTX1210, RTX830