55.6.19 PRI のループバックの実行

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]

指定したデータパターンを送信して、ループバックテストを行う。コマンドを実行する場合に、管理パスワードを入力する必要がある。 a キーワードの場合は、24B すべてのタイムスロットがループバックする。ループバックするポイントはルーターの PRI コネクタの直前であり、PRI コネクタにケーブルを接続しているとその先の機器を破壊する可能性があるので、必ずケーブルを抜いてからテストを行わなければならない。timeslot キーワードの場合には、指定したタイムスロットに対してだけループバックテストを行う。データがループバックするのは、接続相手のルーターなので、あらかじめ相手のルーターをループバックを待ち受けるモードに設定しておく必要がある。ループバックテストが終わると、自動的に通信モードに復帰する。

[ノート]

ループバック A の場合は、PRI コネクタを外した状態で行う必要がある。タイムスロットループバックを実行する前に、相手ルーターはループバック待ち受け状態になっている必要がある。save コマンドを実行しても不揮発性メモリには保存されない。専用回線に対してのみ実行可能。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3500