ルーターの動作状況を記録したログを表示する。
ログの最大保持件数を下表に示す。
機種 | ファームウェア | 件数 |
---|---|---|
RTX5000 | すべてのリビジョン | 20000 |
RTX3510 | すべてのリビジョン | 20000 |
RTX3500 | すべてのリビジョン | 20000 |
RTX1300 | すべてのリビジョン | 10000 |
RTX1220 | すべてのリビジョン | 10000 |
RTX1210 | すべてのリビジョン | 10000 |
RTX830 | すべてのリビジョン | 10000 |
最大数を越えた場合には、発生時刻の古いものから消去されていく。最大数以上のログを保存する場合には、syslog host コマンドでログを SYSLOG サーバーに転送して、そちらで保存する必要がある。
意図しないリブートが発生したときは、'saved' を指定することでリブート直前のログを表示することができる。
このコマンドでは、通常は発生時刻の古いものからログを順に表示するが、'reverse' を指定することで新しいものから表示させることができる。
パワーオフ・ログ保存機能に対応していない機種では、ルーターの電源を切るとログは消去される。
external-memory を指定した場合は、外部メモリ内の SYSLOG ファイルを表示する。
external-memory backup を指定した場合は、バックアップファイルの一覧を古いものから順に表示する。バックアップファイルの中身を表示するには、表示されたファイル名の日時データ (yyyymmdd_hhmmss 形式で表される文字列の15桁) を fileid に指定すると表示させることができる。
restart コマンドや TFTP によるファームウェアのバージョンアップなどで電源を入れたままルーターが再起動した場合でも、電源を切らない限りはログは保存される。
external-memory を指定して、external-memory syslog filename コマンドが設定されていない場合は実行エラーとなる。