NAME | VALUE | 説明 |
---|---|---|
m_flag | on、off | managed address configuration フラグ。ルーター広告による自動設定とは別に、DHCP6 に代表されるルーター広告以外の手段によるアドレス自動設定をホストに許可させるか否かの設定。 |
o_flag | on、off | other stateful configuration フラグ。ルーター広告以外の手段により IPv6 アドレス以外のオプション情報をホストに自動的に取得させるか否かの設定。 |
prf_flag | high、medium、low | default router preference フラグ。ルーター広告の優先度を示す設定。 |
max-rtr-adv-interval | 秒数 | ルーター広告を送信する最大間隔 (4-1,800 秒 ) |
min-rtr-adv-interval | 秒数 | ルーター広告を送信する最小間隔 (3-1,350 秒 ) |
adv-default-lifetime | 秒数 | ルーター広告によって設定される端末のデフォルト経路の有効時間 (0-9,000 秒 ) |
adv-reachable-time | ミリ秒数 | ルーター広告を受信した端末が、ノード間で確認した到達性の有効時間 (0-3,600,000 ミリ秒 ) |
adv-retrans-time | ミリ秒数 | ルーター広告を再送する間隔 (0-4,294,967,295 ミリ秒 ) |
adv-cur-hop-limit | ホップ数 | ルーター広告の限界ホップ数 (0-255) |
mtu | auto、off、バイト数 | ルーター広告に MTU オプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。auto の場合はインタフェースの MTU を採用する。 |
route-info | route-info、off、経路情報オプション番号 | ルーター広告に経路情報オプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。route-info の場合はRAの経路情報オプションで割り当てられた経路情報を通知する。 |
rdnss | rdnss、off、dhcpv6、RDNSSオプション番号 | ルーター広告に RDNSS オプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。rdnss の場合はRAのRDNSSオプションで割り当てられたサーバー群を通知する。 |
dnssl | dnssl、off、DNSSL オプション番号 | ルーター広告に dnssl オプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。dnssl の場合はRAのDNSSLオプションで割り当てられたサーバー群を通知する。 |
インタフェースごとにルーター広告の送信を制御する。送信されるプレフィックスとして、ipv6 prefix コマンドで設定されたものが用いられる。また、オプションとして m_flag および o_flag を利用して、管理するホストがルーター広告以外の自動設定情報をどのように解釈するかを設定することができる。オプションでは、送信するルーター広告の送信間隔や、ルーター広告に含まれる情報の設定を行うこともできる。
prf_flag= オプションは、RTX5000 、RTX3500 Rev.14.00.32 以降、RTX1210 Rev.14.01.41 以降、RTX830 Rev.15.02.22 以降、RTX1220 Rev.15.04.04 以降、RTX1300 Rev.23.00.05 以降、および、Rev.23.01 系以降のすべてのファームウェアで指定可能。
route-info= オプションは、RTX3510 Rev.23.01.02 以降、RTX1300 Rev.23.00.12 以降で指定可能。
rdnss= オプションは、RTX5000 、RTX3500 Rev.14.00.32 以降、RTX1210 Rev.14.01.40 以降、RTX830 Rev.15.02.20 以降のファームウェア、および、Rev.15.04 系以降のすべてのファームウェアで指定可能。
rdnss= オプションのRDNSSオプション番号の指定は、RTX1210 Rev.14.01.41 以降、RTX830 Rev.15.02.24 以降、RTX1220 Rev.15.04.04 以降、RTX1300 Rev.23.00.05 以降、および、Rev.23.01 系以降のすべてのファームウェアで指定可能。
dnssl= オプションは、RTX3510 Rev.23.01.02 以降、RTX1300 Rev.23.00.12 以降、RTX830 Rev.15.02.30 以降で指定可能。