[書式]
- tunnel backup none
- tunnel backup interface ip_address
- tunnel backup pp peer_num [switch-router=switch1]
- tunnel backup tunnel tunnel_num [switch-interface=switch2]
- no tunnel backup
[設定値及び初期値]
- none : トンネルバックアップを使用しない
- interface
- [設定値] : LAN インタフェース名
- [初期値] : -
- ip_address
- [設定値] : バックアップ先のゲートウェイの IP アドレス
- [初期値] : -
- peer_num
- [設定値] : バックアップ先の相手先情報番号
- [初期値] : -
- tunnel_num
- [設定値] : トンネルインタフェース番号
- [初期値] : -
- switch1 : バックアップの受け側のルーターを 2 台に分けるか否か
- switch2 : LAN/PP インタフェースのバックアップにしたがってトンネルを作り直すか否か
[設定値] :
設定値 |
説明 |
on |
作り直す |
off |
作り直さない |
- [初期値] : on
[説明]
トンネルインタフェースに障害が発生したときにバックアップとして利用するインタフェースを指定する。
switch-router オプションについては、以下の 2 つの条件を満たすときに on を設定する。
- バックアップの受け側に 2 台のルーターがあり、一方がバックアップ元の回線に接続し、もう一方がバックアップ先の回線に接続している。
- バックアップ先の回線に接続しているルーターのファームウェアがこのリビジョンよりも古い。
[拡張ライセンス対応]
拡張ライセンスをインポートすると、以下のパラメーターに入力できる上限値が拡張される。
tunnel_num
ライセンス名 |
拡張後の上限値 ( ライセンス本数ごとの値 ) |
1本 |
2本 |
3本 |
4本 |
YSL-VPN-EX1 |
100 |
- |
- |
- |
YSL-VPN-EX3 |
1500 |
2000 |
2500 |
3000 |
peer_num
ライセンス名 |
拡張後の上限値 ( ライセンス本数ごとの値 ) |
1本 |
2本 |
3本 |
4本 |
YSL-VPN-EX1 |
100 |
- |
- |
- |
[適用モデル]
RTX5000, RTX3510, RTX3500, RTX1300, RTX1220, RTX1210, RTX830