9.3.3 RIP による経路の優先度の設定

[書式]


[設定値及び初期値]

[説明]

RIP により得られた経路の優先度を設定する。経路の優先度は 1 以上の数値で表され、数字が大きい程優先度が高い。スタティックと RIP など複数のプロトコルで得られた経路が食い違う場合には、優先度が高い方が採用される。優先度が同じ場合には時間的に先に採用された経路が有効となる。

RIPで他のルーターから経路を受信しているとき、スタティックやOSPFなどRIPより優先度が高く設定されたルーティングプロトコルで同じ経路を受信した場合、通常RIPにより受信した経路は無効となって削除されるが、invalid-route-reactivateオプションをonで指定している場合、優先度が高い経路が消滅したときに無効になっていたRIP由来の経路を再有効化する。

[ノート]

スタティック経路の優先度は 10000 で固定である。


invalid-route-reactivateオプションをonで指定しているとき、再有効化した経路をRIPの発信元が広告しなくなっても当該経路がルーティングテーブル上に残り続けることがあるため、invalid-route-reactivateオプションはoffにすることが望ましい。
なお、上記のルーティングテーブルに残った経路は、RIPの使用を停止することで削除できる。

invalid-route-reactivateオプションは RTX3000 Rev.9.00.60 以降、SRT100 Rev.10.00.61 以降、RTX1200 Rev.10.01.47 以降、RTX810 Rev.11.01.19 以降のファームウェア、および、Rev.14.00 系以降のすべてのファームウェアで指定可能。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3500, RTX3000, RTX1500, RTX1220, RTX1210, RTX1200, RTX1100, RTX830, RTX810, RT250i, RT107e, SRT100