8.1.30 静的 ARP エントリの設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


ARP エントリを静的に設定する。このコマンドで設定された ARP エントリは、show arp コマンドで TTL が 'permanent' と表示され、常に有効となる。また、clear arp コマンドを実行してもエントリは消えない。

mtu オプションに discovery を設定すると、ARP による MTU 探索機能が動作する。

mtu オプションを省略した時には、インタフェースの MTU を固定で利用する。

[ノート]

mtu オプションは、RTX5000、RTX3510、RTX3500、RTX1300 で指定可能。


mtu オプションに discovery を設定した場合には、探索を行う時に対象のホストと通信できる状況になっている必要があるため、その時点で対象のホストが接続されていないなど通信できない状況の場合には、MTU 探索に失敗し、デフォルトである 1500 バイトを MTU として利用するようになる。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3510, RTX3500, RTX1300, RTX1220, RTX1210, RTX830