42.14 外部メモリ性能測定コマンド

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]

外部メモリ機能の使用に耐えうる性能を持つメモリであるか否かを確認する。

外部メモリの認識に要する時間やデータの読み書き速度を確認し、一連のテスト終了後、使用に耐えうる性能を持つと判断されれば、
  • OK:succeeded
そうでないものは
  • NG:failed
と表示する。

[ノート]


外部メモリはフォーマット直後の状態のものを対象とする。
本機能は他の機能を使用していない状態で実行する必要がある。

本コマンド実行中はsyslog debug on、no syslog hostが設定される。そのため、syslog debug offにしていてもDEBUGタイプのSYSLOGが出力されることがある。また、syslog host コマンドを設定していてもSYSLOGサーバーにログが転送されない。


ヤマハルーターの外部メモリ機能を利用する際に外部メモリに求められる最低限の性能を確認するものであり、本機能の結果はその外部メモリの全ての動作を保証するものではない。
外部メモリ機能を使用する際は、show status external-memory コマンドで外部メモリへの書き込みエラーなどが発生していないことを定期的に確認することを推奨する。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3510, RTX3500, RTX1300, RTX1220, RTX1210, RTX830