[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
on | 対象の DNS サーバーへの通信を EDNS で行う |
off | 対象の DNS サーバーへの通信を DNS で行う |
DNS サーバーの IP アドレスを指定する。
この IP アドレスはルーターが DHCP サーバーとして機能する場合に DHCP クライアントに通知するためや、IPCP の MS 拡張オプションで相手に通知するためにも使用される。
他のコマンドでも DNS サーバーが設定されている場合は、最も優先順位の高いコマンドの設定が使用される。DNS サーバー を設定する各種コマンドの優先順位は、本章冒頭の説明を参照。
edns オプションを省略、または edns=off を指定すると、対象の DNS サーバーへの名前解決は DNS で通信を行う。
edns=on を指定すると、対象の DNS サーバーへの名前解決は EDNS で通信を行う。
edns=on で名前解決ができない場合、edns=off に変更すると名前解決できる場合がある。
EDNSはバージョン 0 に対応。
nat46 オプションを指定すると DNS46 機能が有効になり、この DNS サーバー宛ての A レコードの問い合わせを AAAA レコードの問い合わせに変換する。
また、DNS サーバーからの応答に含まれる AAAA レコードを、nat46 ip address pool コマンドの設定値を使用して A レコードに変換する。変換した A レコードは、DNS キャッシュに登録する。
tunnel_num には、tunnel translation nat46 コマンドを設定したトンネルインターフェースの番号を指定する。
edns オプションは以下の機種およびリビジョンで使用可能。
RTX5000、RTX3500 は Rev.14.00.29 以降。
RTX830 は Rev.15.02.14 以降。
RTX1210 は Rev.14.01.35 以降。
RTX1300、RTX1220、RTX3510 はすべてのリビジョン。
nat46 オプションは以下の機種およびリビジョンで使用可能。
RTX830 Rev.15.02.20 以降で使用可能。
RTX1220 Rev.15.04.04 以降で使用可能。
Rev.23 系以降のすべてのファームウェアで使用可能。
拡張ライセンスをインポートすると、以下のパラメーターに入力できる上限値が拡張される。
ライセンス名 | 拡張後の上限値 ( ライセンス本数ごとの値 ) |
|||
---|---|---|---|---|
1本 | 2本 | 3本 | 4本 | |
YSL-VPN-EX1 | 100 | - | - | - |
YSL-VPN-EX3 | 1500 | 2000 | 2500 | 3000 |