[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
on | RFC2131 準拠 |
off | RFC1541 準拠 |
[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
broadcast-nak | DHCPNAK をブロードキャストで送る |
none-domain-null | ドメイン名の最後に NULL 文字を付加しない |
remain-silent | リース情報を持たないクライアントからの DHCPREQUEST を無視する |
reply-ack | DHCPNAK の代わりに許容値を格納した DHCPACK を返す |
use-clientid | クライアントの識別に Client-Identifier オプションを優先する |
DHCP サーバーの動作を指定する。on の場合には RFC2131 準拠となる。off の場合には、RFC1541 準拠の動作となる。
また RFC1541 をベースとして RFC2131 記述の個別機能のみを対応させる場合には以下のパラメータで指定する。これらのパラメータはスペースで区切り複数指定できる。except キーワードを指示すると、指定したパラメータ以外の機能が RFC2131 対応となる。
broadcast-nak | 同じサブネット上のクライアントに対しては DHCPNAK はブロードキャストで送る。DHCPREQUEST をクライアントが INIT-REBOOT state で送られてきたものに対しては、giaddr 宛であれば Bbit を立てる。 |
none-domain-null | 本ドメイン名の最後に NULL 文字を付加しない。RFC1541 ではドメイン名の最後に NULL 文字を付加するかどうかは明確ではなかったが、RFC2131 では禁止された。一方、Windows NT/2000 の DHCP サーバーは NULL 文字を付加している。そのため、Windows 系の OS での DHCP クライアントは NULL 文字があることを期待している節があり、NULL 文字がない場合には winipcfg.exe での表示が乱れるなどの問題が起きる可能性がある。 |
remain-silent | クライアントから DHCPREQUEST を受信した場合に、そのクライアントのリース情報を持っていない場合には DHCPNAK を送らないようにする。 |
reply-ack | クライアントから、リース期間などで許容できないオプション値 ( リクエスト IP アドレスは除く ) を要求された場合でも、DHCPNAK を返さずに許容値を格納した DHCPACK を返す。 |
use-clientid | クライアントの識別に chaddr フィールドより Client-Identifier オプションを優先して使用する。 |
工場出荷状態およびcold start コマンド実行後の本コマンドの設定値については「1.7 工場出荷設定値について」を参照してください。