コマンドの入力形式において、ルーターの各インタフェースを指定するためにインタフェース名を利用します。
インタフェース名は、インタフェース種別とインタフェース番号を間に空白をおかずに続けて表記します。インタフェース種別には、"lan"、"bri"、"pri" があります。インタフェース番号は、インタフェースの種別ごとに起動時に検出された順番で振られていきます。
また、BRI 拡張モジュールのように、1 つのモジュールに複数のインタフェースがある場合には、インタフェース番号はモジュールに振られた番号とモジュール内の番号をピリオド (.) でつなげた形式となります。
lan インタフェースについては、LAN 分割機能を適用した場合に分割された LAN はピリオド (.) でつなげた形式となります。
RTX5000、RTX3500、RTX1220、RTX1210、RTX830 では LAN 分割機能の拡張機能として VLAN インタフェースが使用できます。
タグ VLAN はスラッシュ (/) でつなげた形式となります。
例
インタフェースの種類 |
インタフェース名 |
メインモジュール上の LAN |
lan1 |
タグ VLAN |
lan1/1, lan1/2, ... |
LAN 分割機能の LAN |
lan1.1, lan1.2, ... |
LAN 分割機能の拡張機能の LAN |
vlan1,vlan2, ... |
メインモジュール上の BRI |
bri1 |
1 つ目の BRI モジュール |
bri1.1, bri1.2, ... |
2 つ目の BRI モジュール |
bri2.1, bri2.2, ... |
1 つ目の PRI モジュール |
pri1 |
また、仮想的なインタフェースである loopback インタフェースと null インタフェースを指定できます。
インタフェースの種類 |
インタフェース名 |
LOOPBACK |
loopback1, loopback2, ...loopback9 |
NULL |
null |
RTX5000 / RTX3500 Rev.14.00.12 以降のファームウェア、および、Rev.14.01 系以降のすべてのファームウェアで仮想的なインタフェースであるブリッジインタフェースを指定できます。
インタフェースの種類 |
インタフェース名 |
BRIDGE |
bridge1 |