40.2 USB メモリに保存する SYSLOG ファイル名の指定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


USB メモリ内に保存する SYSLOG ファイル名を指定する。
このコマンドを設定することで USB メモリへの SYSLOG の記録を開始する。
このコマンドを消去することで USB メモリへの SYSLOG の記録が停止する。
ファイルに書き込むことのできるサイズの上限は、USB メモリへの書き込み開始時の空き容量から自動計算される。また、USB メモリ内には本コマンドで設定したファイルの他、必要に応じてバックアップファイルが作成される。これは SYSLOG ファイルが上限サイズに達した場合の退避先ファイルであり、ファイル名は以下の規則に従って決定される。


バックアップファイルとの名前の重複を避けるため、filename に.bak 拡張子を含むファイル名は指定できない。
このコマンドが設定されていないときは SYSLOG を USB メモリに書き込まない。
crypto およびpassword を指定した場合、SYSLOG を暗号化してから USB メモリに書き込む。暗号化する場合、filename に.rtfg 拡張子を含めるか、拡張子を省略した名前を指定する必要がある。拡張子を省略した場合、自動的にファイル名に.rtfg 拡張子を追加する。

[ノート]

以下の変更を行う場合、filename を変更しなければならない。
  • SYSLOG を暗号化しないで保存するから、暗号化して保存するに変更する場合
  • SYSLOG を暗号化して保存するから、暗号化しないで保存するに変更する場合
  • 暗号アルゴリズムまたは、パスワードを変更する場合

外部メモリに暗号化して保存したファイルは、PC上で RT-FileGuard を使用して復号することができる。

Rev.10.00.60 以降では、filename は半角 99 文字以内。

[適用モデル]

SRT100