36.2 SMTP メールサーバーの設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


メール送信に使用するサーバー情報を設定する。
smtp-auth パラメータでは、メール送信の際の SMTP 認証のためのデータ ( ユーザ名、パスワード ) を指定する。
SMTP サーバーで認証が必要ない場合はsmtp-auth の設定は必要ない。
SMTP 認証でサポートしている認証プロトコルは、CRAM-MD5、DIGEST-MD5 および PLAIN 認証の 3 種類である。smtp-auth パラメータでプロトコルを指定した場合にはそれを用い、プロトコルが省略された場合には SMTP サーバーとの前記の順で認証交渉を行う。
pop-before-smtp パラメータを設定すると、メール送信時に POP before SMTP 動作を行う。ここで行う POP 動作は、mail server pop コマンドで同じ ID で設定したものを利用する。pop-before-smtp パラメータが設定されているのに、対応するmail server pop コマンドの設定がないと、メールは送信できない。
smtps パラメーターが設定されている場合、SMTPS を使用してメールを送信する。smtps パラメーターとpop-before-smtp パラメーターは同時に設定できない。

port パラメーターを省略した場合、smtps パラメーターの設定によって、メールサーバーのポート番号として使用する値が変わる。smtps パラメーターの設定と、メールサーバーのポート番号の対応は以下のとおり。
smtps パラメーター 使用するポート番号
設定しない ( 省略 ) 25
設定する 465

[ノート]


Rev.8.03 系以降のすべてのリビジョンで使用可能。
smtps パラメーターは RTX5000 Rev.14.00.26 以降、RTX3500 Rev.14.00.26 以降、RTX1210 Rev.14.01.26 以降、RTX830 Rev.15.02.03 以降、RTX1220 のファームウェアで指定可能。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3500, RTX3000, RTX1500, RTX1220, RTX1210, RTX1200, RTX1100, RTX830, RTX810, SRT100