9.1.30 ARP エントリの寿命の設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


ARP エントリの寿命を設定する。ARP 手順で得られた IP アドレスと MAC アドレスの組は ARP エントリとして記憶されるが、このコマンドで設定した時間だけ経過するとエントリは消される。ただし Rev.8.02 系以降でかつファストパス実装機種では、エントリが消される前に再度 ARP 手順が実行され、その ARP に応答が無い場合にエントリは消される。
retryパラメーターで ARP リクエストの再送回数を設定できる。ARP リクエストの再送間隔は初回は 2 秒、その後は 1 秒である。
retryパラメーターについては、通常は初期値から変更する必要はない。
retryパラメーターは、RTX1200 Rev.10.01.42 以降、RTX810 Rev.11.01.09以降のファームウェア、および、Rev.14.00 系以降のすべてのファームウェアで指定可能。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3500, RTX3000, RTX1500, RTX1220, RTX1210, RTX1200, RTX1100, RTX830, RTX810, RT250i, RT107e, SRT100