[書式]
- snmpv3 usm user user_id name [group group_id] [auth auth_pass [priv priv_pass]]
- no snmpv3 usm user user_id
[設定値及び初期値]
- user_id
- [設定値] : ユーザ番号 (1..65535)
- [初期値] : -
- name
- [設定値] : ユーザ名 (32 文字以内 )
- [初期値] : -
- group_id
- [設定値] : ユーザグループ番号 (1..65535)
- [初期値] : -
- auth : 認証アルゴリズム
[設定値] :
設定値 |
説明 |
md5 |
HMAC-MD5-96 |
sha |
HMAC-SHA1-96 |
- [初期値] : -
- auth_pass
- [設定値] : 認証パスワード (8 文字以上、32 文字以内 )
- [初期値] : -
- priv : 暗号アルゴリズム
[設定値] :
設定値 |
説明 |
des-cbc |
DES-CBC |
aes128-cfb |
AES128-CFB |
- [初期値] : -
- priv_pass
- [設定値] : 暗号パスワード (8 文字以上、32 文字以内 )
- [初期値] : -
[説明]
SNMPv3 によるアクセスが可能なユーザ情報を設定する。
ユーザグループ番号を指定した場合は VACM によるアクセス制御の対象となる。指定しない場合、そのユーザはすべての MIB オブジェクトにアクセスできる。
SNMPv3 では通信内容の認証および暗号化が可能であり、本コマンドでユーザ名と共にアルゴリズムおよびパスワードを設定して使用する。なお、認証を行わず暗号化のみを行うことはできない。
認証や暗号化の有無、アルゴリズムおよびパスワードは、対向となる SNMP マネージャ側のユーザ設定と一致させておく必要がある。
[ノート]
group オプションは、RTX1200 Rev.10.01.29 以降のファームウェア、および、Rev.11.01 系以降のすべてのファームウェアで指定可能。
[適用モデル]
RTX5000, RTX3500, RTX1220, RTX1210, RTX1200, RTX830, RTX810