9.1.22 TCP セッションの MSS 制限の設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]

インタフェースを通過する TCP セッションの MSS を制限する。インタフェースを通過する TCP パケットを監視し、MSS オプションの値が設定値を越えている場合には、設定値に書き換える。キーワード auto を指定した場合には、インタフェースの MTU、もしくは PP インタフェースの場合で相手の MRU 値が分かる場合にはその MRU 値から計算した値に書き換える。

[ノート]


PPPoE 用の PP インタフェースに対しては、pppoe tcp mss limit コマンドでも TCP セッションの MSS を制限することができる。このコマンドとpppoe tcp mss limit コマンドの両方が有効な場合は、MSS はどちらかより小さな方の値に制限される。
RT250i には、ip tunnel tcp mss limit コマンドはない。
WAN インタフェースは SRT100 Rev.10.00.60 以降、RTX1200 Rev.10.01.32 以降のファームウェア、および、RTX1220、RTX1210、RTX830、RTX810 で指定可能。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3500, RTX3000, RTX1500, RTX1220, RTX1210, RTX1200, RTX1100, RTX830, RTX810, RT250i, RT107e, SRT100