42.2 スイッチングハブのポートが所属する VLAN の設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


LAN 分割機能の拡張機能において、スイッチングハブの各ポートが所属する VLAN インタフェースを指定する。
ポートの名称には lan1.N / lan2.N を使用する。lan2.N はスイッチインタフェースが 2 個ある機種で指定可能である。
同一の VLAN インタフェースに所属するポート間はスイッチとして動作する。

RTX5000、RTX3500 では、lan1.N のポートに対して vlan1 ~ vlan4 をマッピングすることができ、lan2.N のポートに対しては vlan5 ~ vlan8 をマッピングすることができる。

スイッチインタフェースが 1 個の機種の初期状態のマッピングは、lan1.N = vlanN となる。

RTX5000、RTX3500 の初期状態のマッピングを下表に示す。
ポート VLAN
LAN1.1 vlan1
LAN1.2 vlan2
LAN1.3 vlan3
LAN1.4 vlan4
LAN2.1 vlan5
LAN2.2 vlan6
LAN2.3 vlan7
LAN2.4 vlan8

[ノート]


lan type コマンドで "port-based-option=divide-network" を設定し、LAN 分割機能を有効にしなければ本コマンドは機能しない。
"port-based-option=divide-network" の設定が無い場合でもvlan port mapping は設定できるが、スイッチングハブの動作は変化しない。

[設定例]

# vlan port mapping lan1.3 vlan2
# vlan port mapping lan1.4 vlan2

[適用モデル]

RTX5000, RTX3500, RTX1220, RTX1210, RTX1200, RTX830, RTX810