[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
md5 | MD5 |
sha | SHA-1 |
sha256 | SHA-256 |
IKE が用いるハッシュアルゴリズムを設定する。
始動側として働く場合に、本コマンドで設定されたアルゴリズムを提案する。応答側として働く場合は本コマンドの設定に関係なく、サポートされている任意のアルゴリズムを用いることができる。
ただし、IKEv1 で ipsec ike negotiate-strictly コマンドが on の場合は、応答側であっても設定したアルゴリズムしか利用できない。
sha256 は、RTX3000 Rev.9.00.50 以降、RTX1200 Rev.10.01.32 以降のファームウェア、および、Rev.11.01 系以降のすべてのファームウェアで指定できる。
IKEv2 では、 IKEv1のハッシュアルゴリズムに相当する折衝パラメーターとして、認証アルゴリズム (Integrity Algorithm) と PRF(Puseudo-Random Function)がある。IKEv2 で ipsec ike proposal-limitation コマンドが on に設定されているとき、本コマンドで設定されたアルゴリズムを提案する。ipsec ike proposal-limitation コマンドが off に設定されているとき、または、ipsec ike proposal-limitation コマンドに対応していない機種では、本コマンドの設定にかかわらず、サポートするすべてのアルゴリズムを同時に提案し、相手側セキュリティ・ゲートウェイに選択させる。また応答側として働く場合は、提案されたものからより安全なアルゴリズムを選択する。
※HMAC-SHA2-256-128は、RTX3000 Rev.9.00.50 以降、RTX1200 Rev.10.01.32 以降のファームウェア、および、Rev.11.01 系以降のすべてのファームウェアで対応。
※HMAC-SHA2-256は、RTX3000 Rev.9.00.50 以降、RTX1200 Rev.10.01.32 以降のファームウェア、および、Rev.11.01 系以降のすべてのファームウェアで対応。