28.2 NAT46 機能で使用する IPv6 プレフィックスの設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


NAT46 機能で送信元 IPv4 アドレスを送信元 IPv6 アドレスに変換するために使用するプレフィックスを設定する。
ipv6 prefix コマンドで設定したプレフィックス番号を指定する。

[ノート]

本コマンドで指定する ipv6 prefix コマンドのプレフィックスは以下の条件を満たす必要がある。
  • プレフィックス長が /96 であること
  • XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:YYXX:XXXX:0000:0000/96:64 ~ 71 ビット目 (YY) が 0 であること


RTX830 Rev.15.02.20 以降で使用可能。
RTX1220 Rev.15.04.04 以降で使用可能。

[設定例]


LAN2 で受信した /64 の RA のプレフィックスから、NAT46 機能で使用する IPv6 プレフィックスを設定する。

RA で配られる プレフィックス(/64):XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:0000:0000:0000:0000/64
IPv4 アドレスに付与するプレフィックス:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:0000:0000:0000:0000/96
IPv6 アドレスに変換された IPv4 アドレス:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX:0000:0000:YYY.YYY.YYY.YYY

# ipv6 prefix 1 ra-prefix@lan2::/96
# nat46 ipv6 prefix 1

[適用モデル]

RTX1220, RTX830