[書式]
- ospf export from ospf [filter filter_num...]
- no ospf export from ospf [filter filter_num...]
[設定値及び初期値]
- filter_num
- [設定値] : ospf export filter コマンドのフィルタ番号
- [初期値] : すべての経路がルーティングテーブルに反映される
[説明]
OSPF で受け取った経路をルーティングテーブルに反映させるかどうかを設定する。指定したフィルタに一致する経路だけがルーティングテーブルに反映される。コマンドが設定されていない場合または filter キーワード以降を省略した場合には、すべての経路がルーティングテーブルに反映される。
[ノート]
フィルタ番号は100個まで設定できる。
このコマンドは OSPF のリンク状態データベースには影響を与えない。つまり、OSPF で他のルーターと情報をやり取りする動作としては、このコマンドがどのように設定されていても変化は無い。OSPF で計算した経路が、実際にパケットをルーティングするために使われるかどうかだけが変わる。
[適用モデル]
RTX5000, RTX3500, RTX3000, RTX1500, RTX1220, RTX1210, RTX1200, RTX1100, RTX830, RTX810, RT250i, RT107e, SRT100