34.9 OSPFv3 で受け取った経路をルーティングテーブルに反映させるか否かの設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


OSPFv3 で受け取った経路をルーティングテーブルに導入するかどうかを設定する。指定した順にフィルタを評価し、最初に合致したフィルタによって導入すると判断された経路だけがルーティングテーブルに導入される。
導入しないと判断された経路や合致するフィルタがない経路は導入されない。

このコマンドが設定されていない場合には、すべての経路がルーティングテーブルに導入される。

[ノート]

このコマンドは OSPFv3 のリンク状態データベースには影響を与えない。つまり、OSPFv3 で他のルーターと情報をやり取りする動作としては、このコマンドがどのように設定されていても変化はない。OSPFv3 で計算した経路が実際にパケットをルーティングするために使われるかどうかだけが変わる。


RTX1200 は Rev.10.01.53 以降で使用可能。
RTX810 は Rev.11.01.21 以降で使用可能。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3500, RTX3000, RTX1220, RTX1210, RTX1200, RTX830, RTX810