10.1.4 DHCP スコープの定義

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


DHCP サーバーとして割り当てる IP アドレスのスコープを設定する。
除外 IP アドレスは複数指定できる。リース期間としては無期限を指定できるほか、DHCP クライアントから要求があった場合の許容最大リース期間を指定できる。

[ノート]


NVR700W Rev.15.00.14 以降、NVR510 Rev.15.01.13 以降では、同一ネットワークの DHCP スコープを複数設定できる。
複数の DHCP スコープで同一の IP アドレスを含めることはできない。IP アドレス範囲にネットワークアドレス、ブロードキャストアドレスを含む場合、割り当て可能アドレスから除外される。
DHCP リレーエージェントを経由しない DHCP クライアントに対して gateway キーワードによる設定パラメータが省略されている場合にはルーター自身の IP アドレスを通知する。
expire の設定値は maxexpire の設定値以下でなければならない。
工場出荷状態およびcold start コマンド実行後の本コマンドの設定値については「1.6 工場出荷設定値について」を参照してください。

NVR700W の Rev.15.00.07 以前、NVR510 の Rev.15.01.06 以前では、dhcp scope コマンドを実行した場合に、同一のスコープ ID を持つ以下のコマンドの設定が消去される。
  • dhcp scope bind
  • dhcp scope option

[適用モデル]

NVR700W, NVR510