4.52 ONU インターフェースの動作タイプの設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]

指定した ONU インターフェースの速度と動作モードの種類、およびオプション機能について設定する。


mtu
インターフェースで送受信できる最大データ長を指定する。データ長には MAC ヘッダと FCS は含まれない。

指定できるデータ長の範囲は 64~1500 の範囲となる。

インターフェースのmtu を設定して、かつ、ip mtu コマンドまたはipv6 mtu コマンドが設定されずデフォルトのままの場合、IPv4 や IPv6 でのmtu としてはインターフェースのmtu が利用される。一方、ip mtu コマンドまたはipv6 mtu コマンドが設定されている場合には、インターフェースのmtu の設定にかかわらず、ip mtu コマンドまたはipv6 mtu コマンドの設定値がmtu として利用される。インターフェースのmtu も含めてすべて設定されていない時には、デフォルト値である 1500 が利用される。


○省電力機能
on に設定すると EEE (Energy Efficient Ethernet) により通信していない ONU ポートで消費電力を抑えることができる。
この機能を使用するには、接続する機器も EEE をサポートしている必要がある。

[ノート]

ONU インターフェースが使用できる場合、本コマンドの実行後、ONU インターフェースのリセットが自動で行われ、その後に設定が有効となる。 ONU インターフェースが使用できない場合、本コマンドを実行しても、インターフェースのリセットは行われず、設定の変更のみが行われる。

[適用モデル]

NVR700W, NVR510