27.4.1 IPv6 の経路情報の追加

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


IPv6 の経路情報を追加する。スコープ識別子でインターフェースを指定する必要がある。インターフェースに対応するスコープ識別子は show ipv6 address コマンドで表示される。
gateway のパラメーターとしてフィルター型経路を指定した場合には、記述されている順にフィルターを適用していき、適合したゲートウェイが選択される。
適合するゲートウェイが存在しない場合や、フィルター型経路が指定されているゲートウェイが一つも記述されていない場合には、フィルター型経路が指定されていないゲートウェイが選択される。
フィルター型経路が指定されていないゲートウェイも存在しない場合には、その経路は存在しないものとして処理が継続される。
フィルター型経路が指定されていないゲートウェイが複数記述された場合の経路の選択は、それらの経路を使用する時点でラウンドロビンにより決定される。

なお LOOPBACK インターフェース、NULL インターフェースは常にアップ状態なので、hide オプションは指定はできるものの意味はない。

[ノート]


ra interface は NVR700W Rev.15.00.24 以降、NVR510 Rev.15.01.25 以降のファームウェアで指定可能。
ブリッジインターフェースは NVR700W で指定可能。
filter オプションは NVR510 Rev.15.01.25 以降のファームウェアで指定可能。

[適用モデル]

NVR700W, NVR510