OSPF で受け取った経路をルーティングテーブルに反映させるかどうかを設定する。指定したフィルターに一致する経路だけがルーティングテーブルに反映される。コマンドが設定されていない場合には、すべての経路がルーティングテーブルに反映される。
フィルター番号は 101 個まで設定できる。
このコマンドは OSPF のリンク状態データベースには影響を与えない。つまり、OSPF で他のルーターと情報をやり取りする動作としては、このコマンドがどのように設定されていても変化は無い。OSPF で計算した経路が、実際にパケットをルーティングするために使われるかどうかだけが変わる。