[書式]
- ip interface vrrp shutdown trigger vrid interface
- ip interface vrrp shutdown trigger vrid pp peer_num
- ip interface vrrp shutdown trigger vrid tunnel tunnel_num
- ip interface vrrp shutdown trigger vrid route network [nexthop]
- no ip interface vrrp shutdown trigger vrid interface
- no ip interface vrrp shutdown trigger vrid pp peer_num
- no ip interface vrrp shutdown trigger vrid tunnel tunnel_num
- no ip interface vrrp shutdown trigger vrid route network
[設定値及び初期値]
- interface
- [設定値] : LAN インターフェース名
- [初期値] : -
- vrid
- [設定値] : VRRP グループ ID (1..255)
- [初期値] : -
- peer_num
- [設定値] : 相手先情報番号
- [初期値] : -
- tunnel_num
- [設定値] : tunnel インターフェース番号
- [初期値] : -
- network
- [設定値] :
- ネットワークアドレス
- IP アドレス/マスク長
- default
- [初期値] : -
- nexthop
[説明]
設定した VRRP グループでマスタールーターとして動作している場合に、指定した条件によってシャットダウンすることを設定する。
形式 |
説明 |
LAN インターフェース形式 |
指定した LAN インターフェースがリンクダウンするか、あるいは lan keepalive でダウンが検知されると、シャットダウンする。 |
pp 形式 |
指定した相手先情報番号に該当する回線で通信できなくなった場合にシャットダウンする。通信できなくなるとは、ケーブルが抜けるなどレイヤ 1 が落ちた場合と、以下の場合である。
- pp keepalive use 設定によりダウンが検出された場合
|
tunnel 形式 |
指定したtunnel インターフェースが以下の条件によりダウンした場合にシャットダウンする。
- IPsecトンネルで、ipsec ike keepalive use設定によりダウンが検出された場合
- L2TP/IPsec、L2TPv3、L2TPv3/IPsecのいずれかのトンネルで、l2tp keepalive use設定によりダウンが検出された場合
- PPTPトンネルで、pptp keepalive use設定によりダウンが検出された場合
- IPIPトンネルで、ipip keepalive use設定によりダウンが検出された場合
|
route 形式 |
指定した経路が経路テーブルに存在しないか、nexthop で指定したインターフェースもしくは IP アドレスで指定するゲートウェイに向いていない場合に、シャットダウンする。nexthop を省略した場合には、経路がどのような先を向いていても存在する限りはシャットダウンしない。 |
[ノート]
tunnel インターフェースは Rev.15.00.14以降のファームウェアで使用可能。
[適用モデル]
NVR700W