27.6.1 インターフェース毎の VRRPv3 の設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]


指定した VRRPv3 グループを利用することを設定する。
同じ VRRPv3 グループに所属するルーターの間では、VRID および仮想ルーターの IPv6 アドレスを一致させておかなくてはいけない。これらが食い違った場合の動作は予測できない。
auth パラメーターを指定しない場合には、認証なしとして動作する。

time1 および time2 パラメーターで、マスターが VRRPv3 広告を送信する間隔と、バックアップがそれを監視してダウンと判定するまでの時間を設定する。トラフィックが多いネットワークではこれらの値を初期値より長めに設定すると動作が安定することがある。これらの値はすべての VRRPv3 ルーターで一致している必要がある。

[ノート]


priority およびpreempt パラメーターの設定は、仮想ルーターの IPv6 アドレスとして自分自身の LAN インターフェースに付与されているアドレスを指定している場合には無視される。この場合、優先度は最高の 255 となり、常にプリエンプトモードで動作する。

[適用モデル]

NVR700W