[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
on | インターフェースのリンクダウンがtime秒間継続すると、取得していた情報を解放する |
off | インターフェースがリンクダウンしても情報は保持する |
DHCPクライアントとしてDHCPサーバーからIPアドレスを得ているインターフェースがリンクダウンした時に、 DHCPサーバーから得ていた情報を解放するか否かを設定する。
リンクダウンするとタイマが働き、timeの秒数だけリンクダウン状態が継続すると情報を解放する。timeが設定されていない場合にはtimeは3秒となる。
情報が解放されると、次にリンクアップした時に情報の取得を試みる。
タイマの値を長く設定すると、不安定なリンク状態の影響を避けることができる。
本コマンドの設定は、コマンド実行後に発生したリンクダウン以降で有効になる。
タイマの満了前にリンクアップした場合にはタイマはクリアされ、情報を解放しない。
タイマの満了前に情報のリース期間が満了した場合には、タイマはクリアされ、情報は解放される。
以下のコマンド実行時には、動作中のタイマはクリアされる。
ip interface address, ip pp remote address, ip pp remote address pool, dhcp client release linkdown