[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
auto | 自動認識可能なアプリケーションのコネクションの制御チャネルとデータチャネルの TTL を同期させる |
all | 同じホストによるすべての TCP コネクションを対象 |
ftp | FTP の制御チャネルのみを対象 |
制御チャネルとデータチャネルからなるアプリケーションにおいて、データチャネル上でのデータ転送中に、対応する制御チャネルが消滅することによるデータ通信不良が発生しないようにするために、制御チャネルとデータチャネルの両 IP マスカレードテーブルの TTL を同期させる方法を設定する。
auto と設定した場合には、ルーターが自動認識可能なアプリケーションのコネクションに対応するテーブルの TTL を同期させる。
all と設定した場合には、同じホストによるすべてのコネクションに対応するテーブルの TTL を同期させる。ftp と設定した場合には、FTP コネクションに対応するテーブルの TTL のみを同期させる。
all と設定した場合には、多くのテーブルの TTL が同期して、多くのテーブルが残留するために、内部リソースが枯渇することがある。
auto と設定した場合に正常動作しないアプリケーションがあるときは all と設定しなければならない。