27.2.2 インターフェースのプレフィックスに基づく IPv6 アドレスの設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]

インターフェースに IPv6 アドレスを付与する。類似のコマンドに ipv6 interface address コマンドがあるが、このコマンドではアドレスではなくプレフィックスのみを指定する。プレフィックス以降の部分は MAC アドレスに基づいて自動的に補完する。このときに使用する MAC アドレスは、設定しようとするインターフェースに割り当てられているものが使われる。ただし、MAC アドレスを持たない PP インターフェースやトンネルインターフェースでは LAN1 インターフェースの MAC アドレスを使用する。

なお、類似の名前を持つ ipv6 prefix コマンドはルーター広告で通知するプレフィックスを定義するものであり、IPv6 アドレスを付与するものではない。しかしながら、通常の運用では、インターフェースに付与する IPv6 アドレスのプレフィックスとルーター広告で通知するプレフィックスは同じであるから、双方のコマンドに同じプレフィックスを設定することが多い。

[ノート]


このコマンドで付与したアドレスは、show ipv6 address コマンドで確認することができる。
prefix_interface には LOOPBACK インターフェースは指定できない。
ブリッジインターフェースは NVR700W で指定可能。

[設定例]

[適用モデル]

NVR700W, NVR510