シグネチャーを保存する外部メモリのディレクトリーを指定する。
DPI が有効になったとき、本コマンドが設定されており、かつ本コマンドで指定されている外部メモリ上のディレクトリーにシグネチャーが存在する場合には、ネットワーク経由のシグネチャーのダウンロードは行わず、外部メモリ上のシグネチャーを使用する。
シグネチャーをダウンロードしたとき、 path に指定した外部メモリ上のディレクトリーが存在しなければ、ディレクトリーを自動生成して、シグネチャーを保存する。 path に指定したディレクトリーを含む外部メモリが接続されていない場合、その間にダウンロードしたシグネチャーは保存できない。その後外部メモリが接続された場合には、次のシグネチャー更新時にダウンロードしたシグネチャーが保存される。
次の更新を待たずに外部メモリにシグネチャーをダウンロードしたい場合には、dpi signature download go コマンドを force オプションを付けて実行すると、シグネチャーの更新がなくとも直ちにダウンロード、および外部メモリへの保存が可能となる。path で指定したディレクトリーに以前保存したシグネチャーが存在する場合には、新たにダウンロードしたシグネチャーを既存のシグネチャーに上書きして保存する。
シグネチャーは "rt_dpi_(機種名).ysig" というファイル名で保存される。例えば、NVR700W の場合には、"rt_dpi_nvr700w.ysig" となる。 path に RTFS 上のディレクトリーを指定することはできない。
NVR700W は Rev.15.00.17 以降で使用可能。
microSD カードの dpi/signature ディレクトリーにシグネチャーを保存する。
# external-memory dpi signature directory sd:/dpi/signature