39.2.7 LANケーブル二重化機能の設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]

LANケーブル二重化機能を動作させるメイン経路とバックアップ経路を設定する。

routeで指定した経路をメイン経路、portに接続される先の経路をバックアップ経路として、LANケーブル二重化機能が動作する。

[ノート]

以下のポートをportに設定することはできない
  • routeでメイン経路として指定したポート
  • 既にLANケーブル二重化機能が設定されているポート

ルーターのスイッチングハブに対して本コマンドを設定した場合、設定したLANインタフェースでswitch control useコマンドがonに設定されているときのみ、LANケーブル二重化機能が動作する。

スイッチに対して本コマンドを設定した場合、当該ポートが一時的にリンクダウンする。

LANケーブル二重化機能の動作状態はshow status switch control route backupコマンドで確認できる。

スイッチに本機能が実装されていない場合はコマンドエラーとなる。

Rev.11.00.23 以降で使用可能。

[設定例]

下図のようにスイッチAのポート5をメイン経路、ポート6をバックアップ経路とする場合の設定

switch control route backup lan1:2-5 6