優先制御

優先制御の機能は、インタフェースに入力されたパケットの順序を入れ換えて別のインタフェースに出力します。これらの機能を使用しない場合には、パケットは入力した順番に処理されます。

優先制御は、クラス分けしたキューに優先順位をつけ、まず高位のキューのパケットを出力し、そのキューが空になると次の順位のキューのパケットを出力する、という処理を行います。


クラスは、queue class filter コマンドにより、パケットのフィルタリングと同様な定義でパケットを分類します。優先制御では1から4までのクラスが使用できます。クラスは番号が大きいほど優先順位が高くなります。
パケットの処理アルゴリズムは、queue interface type コマンドにより、優先制御、単純 FIFO の中から選択します。 これはインタフェースごとに選択することができます。