38.2.7 ファイル共有機能の ACL の消去

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]

共有フォルダー内のファイルまたはフォルダーごとの ACL (アクセス制御リスト) を消去する。

all を指定した場合は、path 配下にあるすべてのファイル/フォルダー (path が指すフォルダーも含む) に対して設定されている ACL を消去する。この場合、path に "/" (ルート) を指定すればファイル共有機能で使用している ACL を一度に全消去することができる。

all を指定しない場合は、path が指すファイル/フォルダーに設定されている ACL のみを消去する。この場合、path には "/" (ルート) などの共有フォルダー外のパスを指定することはできない。

storage_if:path の部分は相対パスを指定することが可能である。相対パスを指定した場合、環境変数 PWD を基点としたパスと解釈される。PWD は set コマンドで変更可能であり、初期値は "/" である。

[ノート]

Rev.11.00.13 以降で使用可能。