22.4 DNS サーバーを通知してもらう相手先情報番号の設定

[書式]


[設定値及び初期値]


[説明]


DNS サーバーを通知してもらう相手先情報番号を設定する。このコマンドで相手先情報番号が設定されていると、DNS での名前解決を行う場合に、まずこの相手先に発信して、そこで PPP の IPCPMS 拡張機能で通知された DNS サーバーに対して問い合わせを行う。
相手先に接続できなかったり、接続できても DNS サーバーの通知がなかった場合には名前解決は行われない。
他のコマンドでも DNS サーバーが設定されている場合は、最も優先順位の高いコマンドの設定が使用される。DNS サーバー を設定する各種コマンドの優先順位は、本章冒頭の説明を参照。

[ノート]


この機能を使用する場合には、dns server pp コマンドで指定された相手先情報に、ppp ipcp msext on の設定が必要である。

[設定例]

# pp select 2
pp2# ppp ipcp msext on
pp2# dns server pp 2