ファイルまたはディレクトリを複製する。コピー元がディレクトリの場合は、配下のすべてのファイルとディレクトリが再帰的に複製される。
path1 がファイルの場合の動作は以下の通りとなる。
path2 と同名のファイルが存在する場合はpath2 のデータがpath1 のデータで上書きされる。
path2 と同名のディレクトリが存在する場合は、そのディレクトリの配下にpath1 と同名のファイルが作成される。
path2 と同名のファイルやディレクトリが存在しない場合にはpath2 が作成される。
path1 がディレクトリの場合の動作は以下の通りとなる。
path2 と同名のファイルが存在する場合は複製を実行できない。
path2 と同名のディレクトリが存在する場合は、そのディレクトリの配下にpath1 と同名のディレクトリが作成される。
path2 と同名のファイルやディレクトリが存在しない場合にはpath2 が作成される。
path1、path2に相対パスを指定した場合、環境変数 PWD を基点としたパスと解釈される。PWD はset コマンドで変更可能であり、初期値は "/" である。
path1 に相対パスで "config" または "exec" を指定した場合、本コマンドではなく、copy config コマンドまたはcopy exec コマンドが実行される。このような場合には相対パスを使用せず、絶対パスでファイルまたはディレクトリを指定する。