6.1.2 IP アドレスの設定

[書式]


[設定値及び初期値]


[説明]


インターフェースの IP アドレスとネットマスクを設定する。“broadcast broadcast_ip" を指定すると、ブロードキャストアドレスを指定できる。省略した場合には、ディレクティッドブロードキャストアドレスが使われる。
dhcp を指定すると、設定直後に DHCP クライアントとして IP アドレスを取得する。また dhcp を指定している場合にno ip interface address を入力すると、取得していた IP アドレスの開放メッセージを DHCP サーバーに送る。
AutoIP 機能を使うに設定し、ip bridge_interface dhcp retry 設定で dhcp の retry 回数が有限に設定してあると、dhcp でのアドレスの割り当てが失敗した場合に自動的に 169.254.0.0/16 のアドレスが決定される。

[ノート]


LAN インターフェースに IP アドレスを設定していない場合には、RARP により IP アドレスを得ようとする。
PP インターフェースに IP アドレスを設定していない場合には、そのインターフェースは unnumbered として動作する。
DHCP クライアントとして動作させた場合に取得したクライアント ID は、show status dhcpc コマンドで確認することができる。

工場出荷状態およびcold start コマンド実行後の本コマンドの設定値については「1.7 工場出荷設定値について」を参照してください。